E-1選手権「26人」は誰になる?(写真提供・日刊スポーツ)
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 2026北中米ワールドカップ(W杯)のアジア最終予選を終えたサッカー日本代表“森保ジャパン”の次なる大会は、7月に韓国でE-1選手権(8日・香港戦、12日・中国戦、15日・韓国戦)だ。国際Aマッチデーの対象外のために国内組のみのメンバー編成が予想される中、今大会の招集26人は誰になるのか。“希望込み”で予想したい。

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 GKは3人。これまでの序列を考えれば、大迫敬介(サンフレッチェ広島)と谷晃生(FC町田ゼルビア)の2人となるが、森保一監督はW杯本大会で帯同するGKの大幅増員も示唆しており、新たな候補者を今回のE-1選手権で招集する可能性は大いにある。そこでまずはJリーグで傑出したパフォーマンスを披露している早川友基(鹿島アントラーズ)を迷わずに選ぶ。むしろ選ばれるべきだ。6月シリーズを含めた最近の出来を鑑みて谷よりも大迫を優先した上で、残り1枠。若手有望株として、身長197cmの19歳、5月のJリーグ月間ベストヤング賞にも選出されたピサノ・アレックス幸冬堀尾(名古屋グランパス)を抜擢したい。

 システムを3-4-2-1と考え、最終ラインは7人。6月シリーズで代表4キャップながらすでに風格すら漂わせた20歳の高井幸大(川崎フロンターレ)は文句なし。左CBとして上々の代表デビューを飾った21歳の鈴木淳之介(湘南ベルマーレ)も引き続き選出されるはずだ。そして身長190cmで今後の伸びしろも大きい安藤智哉(アビスパ福岡)と、今季躍進するチームのDFラインを統率して巧みな配球が光る古賀太陽(柏レイソル)の選出に期待する。さらに抜群の身体能力でチームでは右ウイングバックでの出場も多い中野就斗(サンフレッチェ広島)、同じくチームでは右サイドバックながら3バックの右CBに適応可能な佐々木旭(川崎フロンターレ)、そしてアンダー世代の中心である市原吏音(RB大宮アルディージャ)をJ2から抜擢。高木践(清水エスパルス)、半田陸(ガンバ大阪)も選びたかったが、今回は選外とした。

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