春の園遊会に出席し、「松山テント」周辺で招待者交流する愛子さま。緊張のあまり声が出ない招待客には「食事はいかがでしたか」などと声をかけ、話題を広げていったという=2025年4月22日午後2時26分、東京・元赤坂の赤坂御苑、JMPA

愛子さまに期待される「令和皇室」での化学変化

 いま、皇室の安定的な皇位継承に向けた皇族数確保をめぐり各党での議論が続くなか、「女性皇族」という存在とその役割にも注目が集まっている。

 結婚をしても皇族の身分を保持されるという皇室典範の改正が現実味を帯びつつあるいま、愛子さまには、「新しい時代の女性皇族」としての期待が集まっている。

「昭憲皇太后は、御簾のうしろから表舞台に出ることで女性皇族や皇室のイメージを大きく変えました。いま、愛子さまという新しい価値観と立ち位置をもった女性皇族が、日赤という組織を軸に活躍することは、令和皇室にとっても社会にとっても大きな化学変化を起こすのではないでしょうか」

(AERA 編集部・永井貴子)

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