
また、愛子さまの興味の対象は幅広く、船の構造などにも関心を示されていたという。
「巨大なドックで建造する工程も含めてご関心が高いご様子でしたので、船は鉄板を切断してブロックにして組み立てていく、といったお話もいたしました」(案内役のひとり)
「愛子さまが晴れさせてくださった」
また、なんといっても関係者にも強い印象を与えたのは、愛子さまの「晴天プリンセス」としてのインパクトだった。
この日の東京都心は、朝から強い寒気に覆われていた。雷を伴ったひょうやあられは雪に変わり、午前10時前の都心の気温はほぼ0度まで下がった。関東甲信地方の山沿いでは大雪となった地域もあり、各地で交通機関が乱れた。
「愛子さまを乗せた車は、横浜までいらっしゃることができるのだろうか」
天候の悪かった午前中は、不安げにそう漏らす式典関係者もいた。
しかし、やがて雨は小降りになり、愛子さまが式典に臨んだ午後には気温も上がって、日差しが戻った。港に浮かぶ研究船「みらいⅡ」の上には、青空が広がった。
皇室取材を長く続ける報道関係者は、現場で青空を見上げながら、「今日は、愛子さまのお成りなので絶対に晴れるだろう、と安心していた。愛子さまの公務は、当初は天候に恵まれていなくとも、予定時刻には不思議と雨があがることもありましたしね」と話した。