「親の言葉には力がある」

「オヤオリ」「オヤカク」については、ほかにも以下のようなコメントがありました。

「何より親の時代とは違うのに親の経験を押し付けるのは時代遅れだと感じている。(中略)20歳を過ぎた大人なのだから、自分の人生は自分で切り拓かねば、この先生きていけない。バブル時代の私の感覚とは切り離して考えてほしいと常々伝えている」(50代、女性)

「子の選択なので、親に確認をとって、それを保証とするのは、会社として親に責任を取らせてどうするつもりなのでしょうか。いつまでも親は子の保証人ではないと思います」(40代、男性)

「会社が説明するものではなく、本人が説明すべきものだから」(40代、男性)
 

 今回は少数派となりましたが、肯定的な意見もありました。

「私もそうだが、会社は家と同じくらい過ごすので、社内環境は気になります。でも、それを教えてくれるので安心感はあります」(50代、男性)

「パワハラやセクハラ等のハラスメントで追い詰められる新人も報道で散見される中、親目線が幾分必要と思います。企業としても、そういう所も意識しているという評価に繋がる」(60代、女性)
 

 アンケートから浮かび上がるのは、「巣立ち」を控えた子どもに対して、ひとこと言いたい気持ちをぐっと押さえて、我が子の選択を見守っている親の姿です。

「就職先を決めるのに親の考えは大きな影響力を持つと思っている。親の『良い企業だね』という言葉はすごい力があると思う」(50代、男性)

「子供の人生、自分で決めなさい」(50代、男性)

(AERA dot.編集部)

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