「成長してほしい、チャレンジしてほしい」「心身を壊しては元も子もない」「安定が第一」……アンケートに寄せられたコメントは、巣立っていこうとしている子どもの心配しつつ、将来の幸せを望む「親心」でいっぱいでした。

「私は一人っ子だったこともあり、親に就職先を決められましたが、正直合わない会社で我慢することが多く、精神的に辛く、結果身体を壊してしまいました。失敗するかもしれなくても、自分(子供)が働きたいと思える会社なら頑張れると思うので」(40代、女性)

「入りたい企業だったとしてもやりたい仕事が出来るとは限らず、人間関係や職場の付き合いなどで疲れることも多いので、休日が多かったり、福利厚生が充実している方が安心だからです」(50代、男性)

「本人の意思が一番ではあるが、やはり親としては安定した所で働いて貰いたい」(60代、男性)

「長い人生だから、失敗もつきものだと思うので、本人が希望するところに入って欲しい」(50代、女性)

「公務員試験は大変だけど、長く働く事を考えたらやっぱり公務員が安心だから」(50代、女性)

「福利厚生は後付けできない」(40代、女性)
 

否定的な「オヤオリ」「オヤカク」

 回答していただいた人たち自身が就職活動をした当時、どうだったのでしょうか。

 就職先を「親(保護者)には相談せず、自分で決めた」という人は44.8%。「親(保護者)に相談したが、自分の判断で決めた」が35.2%。

 一方、「親(保護者)の希望、判断で決めた」「親(保護者)と相談はしなかったが、親の希望を汲んだ」は計12.1%でした。
 

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