平成レトロブームも追い風

　芸能ジャーナリストの平田昇二氏は、浜崎についてこう述べる。

「今回のドラマ主題歌の担当については、2012年に放送されたシリーズ1、2014年のシーズン2でも主題歌を担当していますし、自然な流れと言えるでしょう。加えて、同シリーズは大人の男女の恋愛をテーマにした作品ということで、ドラマの視聴者層も浜崎さんがカリスマ的な人気を誇った全盛期を知る世代とフィットしそうです。近年は1980年代～2000年代の音楽やカルチャーが若い世代を中心に再評価されていますし、平成レトロブームなども追い風となり、平成のカリスマだった浜崎さんがより存在感を増していく時代になりそうです」

　青春時代に影響を受けた“あゆ世代”だけでなく、幅広い層へ広がる再ブームとなるか注目したい。

（丸山ひろし）

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