学び舎に別れを告げて、校門から友人らと出てきたのは悠仁さま。沿道からお祝いの声があがると、笑顔で手を振った=2025年3月18日午後、東京都文京区、読者提供
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 秋篠宮家の長男の悠仁さまが3月18日、筑波大学付属高を卒業した。この日の朝、スーツにネクタイ姿で登校した悠仁さまは、報道陣の取材に「忘れられない友だちを作ることができた」と、さわやかな笑顔を見せた。

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 この日の午前8時前、紺のスーツにネクタイ、大きな黒いリュックを背負った悠仁さまが、ほかの生徒たちとともに筑波大学附属中・高校前の坂を上ってきた。

「おめでとうございます」

 学校前で悠仁さまを待っていた人から声をかけられた悠仁さまは、声のほうを振り返ってニッコリと笑顔を見せた。

 沿道にいた男性は「入学式よりだいぶ大人びたね」「佳子さまのロイヤルスマイルに似てきたね」と感想を口にした。
 

 悠仁さまは卒業式前に報道各社の取材を受け、授業や課外活動など充実した3年間で「忘れられない思い出をつくることができた」と話し、先生や友人をはじめお世話になった人たちへの感謝の言葉を述べた。

「生涯の友達を作ることはできましたか」

そう問いかけられた悠仁さまは、少しはにかんだような表情を浮かべて、

「はい」

 と深くうなずき、友人との楽しい記憶をかみしめるような表情を浮かべて、こう続けた。

「ええ…もう…、忘れられない友だちも作ることができたと思います」
 

 卒業式は午前10時から始まり、卒業生ひとりひとりの名前が呼ばれた。秋篠宮ご夫妻も見守るなか、「秋篠宮悠仁」と呼ばれた悠仁さまは、返事とともに起立をしたという。

 卒業式は11時半ごろに終了し、秋篠宮さまはおひとりで先に校門から出てきた。「おめでとうございます」と沿道から声があがると、歩みをとめて、沿道の人たちに笑顔で頭を下げた。
 

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悠仁さまも名残惜しそうに出入り