
友人や先生方との別れを終えた悠仁さまが、校門から出てきたのは午後2時過ぎ。
白と赤の3輪の花で胸元を飾った悠仁さまは、3人ほどの友人らと明るい表情で、いつも迎えの車が待機していた場所と反対方向の道へ歩き出した。
登下校する悠仁さまを何度も見かけたことがあるという近隣の男性は、「やはり入試を終えたあたりの時期から、3年生の生徒さん、そして悠仁さまの表情が明るくなりましたね」。
進路が決まってほっとされたのでしょう、と振り返る。
「悠仁さま。おめでとうございます」
沿道からのお祝いの声に、悠仁さまは登校してきた朝よりもやわらかな表情で手を振った。
そして、友人たちの談笑の輪に戻った悠仁さまは、学舎を背に歩いていった。
(AERA dot.編集部・永井貴子)

