会場には大きな「AERA」ロゴがドドン!スクリーンに映る「アエラボ」のロゴはAERAのアートディレクターが新たにデザインしました。シュッとしてかっこいい!
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 週刊誌「AERA」編集部とニュースサイト「AERA dot.」編集部が新たに「実験場」を立ち上げました!その名も「アエラボ」。「AERA×ラボラトリー」というネーミングには、読者のみなさまと編集部の対話を通じて新たな価値を創り出す場にしたいという想いを込めました。

 記念すべき第1回目となる「アエラボ2025」を開催したのは、2月19日。席数をはるかに上回る参加申し込みがあったものの、当日の天気予報には強烈寒波の四文字。本当に読者の方にお会いできるのだろうか……。そんな不安もありましたが、ふたを開けてみると平日の夜にもかかわらず約500名もの読者の方々が大集合!そんな熱気あふれるイベントの様子をお届けします。

受付の様子。資料などを入れるトートバッグには、この日のために「アエラボ」のロゴをプリントしました

 イベントは「AERAとAERA dot.の両編集長トーク」、「協賛企業とのトークセッション」、「ゲストの篠原ともえさんと両編集長のトークセッション」の豪華3本立て。第1部の両編集長トークには、AERAの木村恵子編集長とAERA dot.の鎌田倫子編集長が登壇しました。

平日夜の開催にもかかわらず、スタートから会場は満員御礼!たくさんのご参加本当にありがとうございます

 日頃から社内でも話すことの多いAERAの木村編集長とAERA dot.の鎌田編集長ですが、ステージで読者の方に見守られてのトークにやや緊張の様子(めずらしい!)。初開催のアエラボに込めた思いや、AERAを通じて届けたいことなど、少しずつトークは熱を帯びていきます。読者のみなさまの温かい反応にも助けられました……!

 第2部の「協賛企業とのトークセッション」ではmoomoo証券CMOのチョウ・キョさんから、「女性の投資」についてお話いただきました。

moomoo証券CMOのチョウ・キョさんと両編集長のトークセッション。難しく思いがちな投資ですが、チョウさんの軽快なトークに会場は終始和やかなムード

 AERAでは、2023年3月20日号から連載「女性×働く」をスタート。「転職」「管理職」「海外赴任」「出産」「シングル」「専業主婦」とさまざまなテーマを取材するなかで、多くの女性が気にしていたのは、やはり「お金」のことです。2024年には新NISAもスタートし、世間の関心が向いている今こそ知っておきたい情報をわかりやすく説明していただきました。

「アエラボ2025」は、moomoo証券さんをはじめ、多くの企業にサポートいただきました。トークの前や休憩中もイベントを楽しめるよう、会場には協賛企業や編集部のブースを設置しました。

ミニバーガーやプチケーキなどの軽食も。アエラボや協賛企業のロゴ入りケーキは見た目も華やか!

 協賛企業はそれぞれ業界が異なりますが、共通するのは「女性を応援したい」という思い。プレゼントをもらえるスタンプラリーも好評でした。

「女性をめぐる社会の動きとAERAが伝えた女性の生き方」と「女性×働く」連載の誌面パネルも展示!じっくり読み込む方も多く、それだけ関心の高いテーマなのだと実感

 第3部は、いよいよお待ちかね!篠原ともえさんをお招きしてのトークセッションです。『キャリアウェルビーイング「わたしの選択、あなたの選択」』というタイトルのとおり、篠原さん、そして両編集長がこれまでに重ねてきた「選択」を振り返りながら、話していきます。

 1995年に歌手デビューをした篠原さんは、芸能の世界に入って30年目。様々な分野で活躍中ですが、人生で心に残る大きな選択は、「2020年に夫と一緒にデザイン会社を立ち上げたこと」。そのタイミングで芸能事務所を離れること、1年の休業をし学校で学ぶこと、SNSもすべてリセットしたこと……と様々な決断をしてきたそうです。

この日のためにデザインし制作したという衣装を着る篠原さん。シックな装いに大きなリボンがとっても素敵…!

「やってみたことのない決断をしてみたら、自分が変わるというよりも、もう一人自分が増えるという感覚を覚えた」というお話が印象的でした。

 ほかにも、「決断っておもしろい」「ネガティブなことに引きずられると時間がもったいないから、忘れる力を鍛える」「幸せをクリエイションしていく」などなど、篠原さんから名言が炸裂!お守りにしたい言葉をたくさんいただきました。

参加者に事前調査した「あなたが思う現在の幸福度」アンケートでは、7が一番多い結果に。篠原さんの現在の幸福度は「8」とのことで、「2くらいうまくいかないこと、乗り越えなきゃいけないことがあるほうが人間らしい。満足度の高い8」とのこと。たしかに!

 新たに走り出した「アエラボ」。参加者それぞれが思考を深め、多様な価値観に触れられる実験場として、今後も開催予定です。他にもさまざまなイベントを企画したいと思っているので、ぜひご参加いただけるとうれしいです!

(撮影/スケガワケンイチ、文/AERA編集部・福井しほ)

★アエラボの様子はAERAの公式インスタグラムのリールでも発信中!

 
恒例!「AERAの表紙になれる」フォトスポットも設置しました。イベント終了後、SNSにアップされた写真を見てホッ。この日の記念にとたくさんの方が撮影していました
1988年の創刊から、2025年の現在まで、様々な分野で活躍する「時代の顔」に表紙を飾っていただきました。そのほんの一部をご紹介