
天羽:実際にファンコミュニティの中でファンと会話をしたりするんですか?
MOMO:先日もファンクラブ会限定で一緒にクリスマスパーティーを開催しました。ファンの中には普通にNFTとかを知らない人もいますし、逆にweb3が好きではじめてアイドル推しをはじめた方もいます。
ALLY:アイドルファンの方と、投資家の方とがいるのが私たちのファンの特長ですね。活動の初期はコールもなかったんですけど、だんだんコールが生まれてきて感慨深かったですね。
天羽:なるほど、投資家の人たちもちゃんとファンになっているわけですね。ファンと一緒につくっていくのがweb3ですから、次の時代のファンサービスの運営だと思います。推しつつも結果的にみんなもうかるということが大事だと思います。純粋に応援したい人ともうけたいという投資家目線の方がバッティングしないものなんですか?
NATSU:おたがいの文化を教え合って共存している感じがします。投資家とファンの方々が互いにそれぞれのカルチャーを勉強している感じですね。
天羽:それはすごいですね。投資家とファンの融合。ただ、これはアイドル市場だけじゃなくて、今後全部の業界に共通する考え方で投資家とファンが混在するweb3コミュニティのマネジメントは現在でいうところのSNS運用ができるくらい重要なことになると思います。。きっかけはお金をもうけたいことでいいんですけど、それが最初にあるとトークンの値上がりに集中してしまって、本来の目的を見失う可能性があります。結果的にトークンの値段も下がっていってしまうでしょう。私もいくつかのプロジェクトを運営していますが、あくまでそのプロジェクトを成し遂げたいというのが最初にくるべきです。盛り上がった結果としてトークンの値段があがる──この順番を間違えるとたいへんなことになってしまいます。