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実母と2人で「女性専門ジム」を経営
年を取るほど、毒舌には知性やユーモアが求められるのが難しいところだろう。一方、本人もバラエティーでの自分の役割は終えたと考えている節もある。
最近では「これから30代に突入するが、年齢に合った仕事をしていきたい」(「マイナビニュース」24年9月10日配信)と語っていたが、芸能以外の仕事にも精力的に取り組んでいるようだ。21年頃からファッションブランド「カルナムール(CALNAMUR)」のディレクターを務めているが、昨年新宿に初となる常設店舗を出店するなど、軌道に乗りつつある。
23年には女性専門パーソナルトレーニングジムを立ち上げたことも話題になった。このビジネスには所属事務所は一切絡まず、イチから起業したと自身のYouTubeチャンネルで熱弁。物件や内装も自分で決め、トレーナーの面接も自分が行ったという。さらにプロジェクターの設置や壁に鏡を張るための接着剤の塗布など、業者に頼らず藤田自身が行う姿も公開された。今後は実母と2人体制で経営し、「今まで芸能生活だとなかったような始まり方なので、すごい楽しみ」と語っていた。
「すでに実業家としての自覚があるようで、スタッフに何か指示をするときは、『ここはすごく上手だよね、だからこっちもこうしてほしいな』といったように、愛のある伝え方を心がけていると過去にインタビューで話していました。ビジネスの世界に入った理由については、芸能界にいると社会経験が乏しく、大人としての自覚が身につかず、芸能界を離れたときに何もできないヤツができあがるのが怖かったからだとか。そうならないために社会勉強をしようと経営を始めたと話していました。一方で『はやりとか聞かれるのはキツい』とも語っており、リアルに最新の流行が分かる女子高生など、若い世代にビジネスをつなげていきたいという思いもあるそうです」(同)