
20日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系・月~金午後1時)のゲストはミッツ・マングローブ。音楽ユニット「星屑スキャット」の一員としても活動中で、メンバーのギャランティーク和恵さんとメイリー・ムーさんも登場する。昨年、結成20年コンサートには親も見に来たそうで、現在に至るまでの親子関係を明かすほか、竹内まりやさん作詞・作曲の名曲「駅」を披露する。そんなミッツ・マングローブの過去の人気記事を振り返る(「AERA dot.」2023年5月27日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)。
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ミッツ・マングローブ、ギャランティーク和恵、メイリー・ムーによるユニット「星屑スキャット」が歌い上げるのはドラマチックな歌謡曲の世界。洗練されたハーモニーと煌びやかな衣装、華やかなステージングは、結成から18年を経て、さらに艶やかさを増している。
ソロシンガーとして活動していた3人が「星屑スキャット」を結成したのは2005年のこと。新宿2丁目でのライブから人気に火が付き、12年にCDデビュー。ライブだけでなく、テレビの歌番組への出演など、活躍の場が広がっている。5月からは「023」と名づけたツアーも始まった。
──昨年12月、「駅」と「TATTOO」をカップリングした新作シングルを発表されました。新たな挑戦の一つでしょうか。
ミッツ・マングローブ(以下、ミッツ):周りの環境が豪華にはなっていますけど、基本的に3人がやっていることは、星屑スキャットを結成した18年前から変わらないです。ユニットを続ければ続けるほど、変わっていないことを感じます。
ギャランティーク和恵(以下、和恵):「TATTOO」はライブでよく歌っていました。歌謡曲にはたくさんの素晴らしい曲があって、その中から私たちが選ぶときは、「この曲が歌いたい」とか、ライブでのセットリストのバランスとか、いろいろな要素が関係してきます。「駅」と「TATTOO」は、ちょうど音源化するタイミングでした。自然とカップリングされた感じです。
──ライブと録音では、歌い方を変えることはありますか。
メイリー・ムー(以下、メイリー):違う感性で歌っていますね。赤ワインをイメージしていただければ、わかりやすいかもしれません。きれいなボトルに詰めてお届けするのがCD。ボトルを開けてワインの香りが空気に触れて、どんどん開いていったり、グラスに注がれた色を楽しんでいただくのがライブ。ライブのほうが、瞬間にしか味わえない楽しさを「どうぞ召し上がれ」という感じでしょうか。