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17日放送の「昭和vs令和!『世代を超えて愛される最強ヒット曲100連発!』3時間半SP」(テレビ東京系・午後6時25分)は、昭和・平成・令和と世代を超えて愛されるヒットソングを、懐かしい映像と共に一挙公開。世代を超える名曲ランキングベスト30が決定するとともに、ユーミン・聖子・明菜・石原裕次郎のお宝映像が大放出される。そんな中森明菜にまつわる過去の人気記事を振り返る(「AERA dot.」2024年5月3日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)。
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5月1日は中森明菜のデビュー記念日。今年でデビュー42周年を迎えた。今年は、7月13日の誕生日にファン限定の「イベント」も予定されていることが報じられ、いよいよ中森明菜の“始動”が期待される。そこでAERA dot.では、中森明菜の曲の中で最も好きな曲について緊急アンケートを実施。熱いファンが多いと言われる明菜ファンは一体どの曲を選んだのか。10位~7位をお届けする。(アンケートは4月4日~22日、AERA dot.の記事や公式SNSアカウントで実施。303人が回答した)
10位 飾りじゃないのよ涙は 10票
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ファンのみならず、心に残る名曲が多くあるためか、このアンケートで特徴的だったのは同票で同じ順位の曲が多かったこと。10位にランクインしたのも同票で4曲あった。
まずは「飾りじゃないのよ涙は」(1984年11月14日リリース/作詞・作曲:井上陽水/編曲:萩田光雄)。「やはりこの曲」(40代・女性)というファンの声があるように、ここから中森明菜の魅力に引き込まれた人も多いようだ。
「ファンになるきっかけになった歌だからです」(50代・女性)
「ファンになったキッカケの歌……エピソードは、この前のニッポン放送のラジオ特番で採用されたくらい、劇的なものでしたので、一曲選ぶならやはり、飾り〜です」(50代・女性)
いわゆるアイドルとしてデビューした中森明菜だが、他とは何か違う「かっこよさ」に気がつかせてくれた楽曲である。
「アイドルから1歩も2歩も飛び出せたし、かっこよかったし、それまでより好きにさせてくれたシングル。可能性を感じさせてくれた」(50代・男性)
「夜ヒット(『夜のヒットスタジオ』)で井上陽水さん玉置浩二さんとのコラボで明菜ちゃんが堂々と歌っていてかっこよかったです。明菜ちゃんにしか歌えない」(50代・女性)
「作詞作曲、歌い手、全てがパーフェクトです」(60代・女性)と手放しで称賛する声もあり、シングルの売り上げランキングも62万枚を上回り、1位の「セカンド・ラブ」、2位の「ミ・アモーレ〔Meu amor é・・・〕」に次いで、3位を記録している。