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週末も冬の嵐が続きます。今日8日(土)の昼頃までは、東海など太平洋側の平地でも積雪のおそれ。9日(日)にかけては、北陸や東北の山沿いを中心に積雪が急増する予想。大規模な立ち往生や交通機関の乱れ、猛吹雪や高波に警戒してください。
寒波の影響続く 平地でも大雪に警戒
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昨日7日(金)夜は、新潟県と石川県で顕著な大雪に関する情報が発表されるなど、北陸を中心に記録的な大雪となっています。強い冬型の気圧配置は明日9日(日)にかけて続き、北日本の上空5000メートル付近ではマイナス42℃以下の強い寒気が断続的に流れ込むでしょう。雪雲が発達しやすく、北陸や東北の山沿いを中心に積雪が急増しそうです。
九州から関東の太平洋側は、岐阜県や群馬県など内陸部を中心に大雪となり、普段雪の少ない平地にも雪雲が流れ込むでしょう。特に今日8日(土)の昼頃までは、名古屋など市街地でも雪が積もりそうです。山陰から北陸、東北と北海道は日本海側を中心に断続的に雪の降り方が強まるため、明日9日(日)にかけては大雪による大規模な立ち往生や交通機関の遅れ・運休といった交通への影響に警戒が必要です。
また、全国的に風の強い状態が続くでしょう。北陸と東北では、立っていられないほどの非常に強い風が吹いて、猛吹雪になる所がありそうです。高波にも注意・警戒してください。
降雪量・風・波の予想
![画像B](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/2/4/692mw/img_24fe6763a93719e0264f8bdadad1150063540.jpg)
【24時間降雪量(多い所)】
9日(日)午前6時まで
東北地方 70センチ
関東甲信地方 80センチ
北陸地方 70センチ
東海地方 60センチ
近畿地方 70センチ
中国地方 60センチ
四国地方 15センチ
九州北部地方 20センチ
10日(月)午前6時まで
東北地方 50センチ
関東甲信地方 30センチ
北陸地方 40センチ
東海地方 30センチ
近畿地方 30センチ
中国地方 15センチ
【風の予想】
8日 最大風速(最大瞬間風速)
東北地方 23メートル(35メートル)
北陸地方 20メートル(30メートル)
【波の予想】
8日
北陸地方 6メートル
近畿地方 6メートル
雪道運転 万が一に備えての安心グッズ
![画像C](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/e/4/692mw/img_e4439fd2798cadf118e8185a928541ed83804.jpg)
雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。
雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズを車に積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。
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