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列島に襲来している今シーズン最強・最長寒波による大雪は、あすから2回目のピークとなるでしょう。9日頃にかけて、普段、あまり雪の降らない西日本の平地でも大雪の所があり、道路など交通機関への影響が大きくなるおそれがあります。東・北日本でも、災害級大雪や積雪急増の所がありますので、大雪・猛吹雪・高波に警戒してください。
大雪 2回目のピークへ 西日本でも道路の影響「大」
![画像A](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/c/3/692mw/img_c38a828268a5fc644f6d31c1aedd514684329.jpg)
今シーズン最強・最長寒波が列島に襲来していますが、7日からは、再び「強烈寒気」が南下するでしょう。
そのため、北日本から西日本では、日本海側を中心に大雪となる所がありそうです。普段、雪の少ない北日本から西日本の太平洋側でも、内陸を中心に大雪となり、平地でも積雪となる所があるでしょう。
今シーズン最強・最長寒波による大雪は、2回目のピークを迎えそうです。災害級大雪や積雪急増のおそれがあり、風も強まるので、猛吹雪にも警戒が必要です。
道路の気象影響予測を見ますと、北海道は9日にかけて、リスク「大」の日が続くでしょう。
また、今回、特に影響が大きくなる可能性が高いのが、近畿・中国地方・九州北部・九州南部です。西日本の広い範囲で、7日~9日の長い時間にわたって、影響が長引く可能性があります。
大雪や猛吹雪により、車が立ち往生してしまうおそれがあり、普段、あまり雪の降らない所でも、スリップやスタックして、車の事故が発生する可能性が高まります。予定の変更も視野にいれ、もし車で移動する場合は、雪への対策を心がけてください。
予想される降雪量は?
![画像B](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/d/0/692mw/img_d050ec170baa4d2fb0e484cb6d23488b61957.jpg)
今回は7日~9日にかけて、大雪が長引くでしょう。
6日18時から7日18時までに予想される24時間降雪量は多い所で
北海道地方 60センチ
東北地方 80センチ
関東甲信地方 20センチ
北陸地方 80センチ
東海地方 50センチ
近畿地方 40センチ
中国地方 60センチ
四国地方 25センチ
九州北部地方 40センチ
その後、7日18時から8日18時までに予想される24時間降雪量は多い所で
東北地方 70センチ
関東甲信地方 50センチ
北陸地方 70センチ
東海地方 70センチ
近畿地方 70センチ
中国地方 70センチ
四国地方 30センチ
九州北部地方 30センチ
その後、8日18時から9日18時までに予想される24時間降雪量は多い所で
東北地方 50センチ
関東甲信地方 40センチ
東海地方 50センチ
近畿地方 40センチ
中国地方 50センチ
四国地方 10センチ
となっています。
降り積もった雪が電線に着雪すると、雪の重みで、電線が切れて、停電してしまう可能性もあります。除雪作業は慣れていても、必ず2人以上で、安全を確認しながら行ってください。雪崩や屋根から落ちる雪にも、十分お気をつけください。
暴風雪・高波にも警戒
![画像C](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/9/d/692mw/img_9d4943ee892b5c6b4062d61bee4c540965268.jpg)
強まるのは、雪だけではありません。全国的に雪を伴った非常に強い風が吹き、北日本を中心に暴風雪となる所があるでしょう。
6日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
北海道地方 20メートル (30メートル)
東北地方 18メートル (30メートル)
北陸地方 20メートル (30メートル)
7日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
東北地方 18メートル (30メートル)
北陸地方 20メートル (30メートル)
九州北部地方 20メートル (30メートル)
8日に予想される最大風速(最大瞬間風速)
東北地方 18メートル (30メートル)
北陸地方 20メートル (30メートル)
となっています。
さらに、全国的に波が高く、大しけとなる所があるでしょう。大雪だけでなく、暴風雪や高波にも、警戒が必要です。
雪道運転 万が一に備えての安心グッズ
![画像D](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/e/4/692mw/img_e4439fd2798cadf118e8185a928541ed83804.jpg)
雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。
雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。
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![](https://aeradot.ismcdn.jp/mwimgs/7/f/846m/img_7f5f1acd9ff6dba73e58abb737ecfe6c1502319.jpg)