ゼイン・マリク、LA公演でルイ・トムリンソンと“再会”を果たす
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 ワン・ダイレクションのメンバーであるルイ・トムリンソンと2015年3月に脱退したゼイン・マリクが、現地時間1月29日の夜、米ロサンゼルスのシュライン・エキスポ・ホールで開催されたゼインの【ステアウェイ・トゥ・ザ・スカイ・ツアー】で“再会”を果たした。SNSで投稿されたこの感動的な瞬間を捉えた動画で、マリクはファンに向かって「今夜は特別な夜だ。僕の昔からの友人が、今夜ここで応援してくれている」と語った。

 ファンの歓声がさらに大きくなる中、マリクはバルコニー席を見上げ、「彼はどこかに座ってるよ。場所は明かしたくないけど、ルイが今夜ここに来てくれている」と明かした。別の動画では、カメラがボックス席のトムリンソンを映し、彼がマリクのコメントに応えて胸に手を当てる姿が捉えられている。ファンによると、その後マリクは「What I Am」と「Alienated」の2曲をトムリンソンに捧げたという。

 ファンの間では、これは2人が公の場で(ある意味)共に姿を見せた初めての機会だとされている。2人が最後に同じ場にいたのは、昨年11月に行われた故リアム・ペインの葬儀だった。ペインは昨年10月16日、アルゼンチン・ブエノスアイレスのカーサシュル・パレルモ・ホテルの3階バルコニーから転落し、亡くなった。彼らの絆を象徴する出来事として、ゼインと活動休止中のワン・ダイレクションのメンバー全員が、昨年11月に英バッキンガムシャーで行われた葬儀に参列した。ナイル・ホーランやハリー・スタイルズもその場に姿を見せた。

 マリクは、リアム・ペインの死を受けて自身初のソロ・ツアーのアメリカ公演を延期し、その後、現地時間1月21日にワシントンD.C.のアンセム公演でツアーを開始した。次の日程は、現地時間1月31日に開催されるロサンゼルスのシュライン公演の3日目の最終公演となる。

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