中居氏との会食は「女性を伴ったことはない」

 ヒロミからみた中居さんの素顔とはどういうものなのか。

「あなたがテレビで見ている中居と、僕が接している中居はほぼ変わらないと思います。プライベートもあんな感じです。僕のほうが歳上なので、彼は僕の前では後輩という感じで接しています。中居とプライベートで食事に行くのは、番組終わりに行く程度ですよ。あとはSMAPの解散時に、2人で飯を食ったりしたことはあります。飲む時でも、女性を伴っていたことはありません。中居に『お前、彼女いるのか』とか、そういう個人的な話をしたこともないんです。面倒くさいし、別にそんなことに興味もないので。中居はたぶん、そんなに人と食事に行くタイプではないと思うんですよね。だから、僕とも食事に行ったのなんて数えるほどしかないんです」

 前述のように、週刊文春 電子版ではこのBBQパーティーの「二次会」で中居さんとX子さんが連絡先を交換したと報じている。それについてヒロミはこう答える。

「BBQは昼間からやって、夕方になって寒くなってきたので、べーさんに『もう、俺、帰りますよ』と言ったら、ベーさんも『帰る』っていうんで、2人とも帰ったんです」

 それゆえ、残った参加者が何をやっていたのかは全く知らないという。そして、最後に力を込めてこう語る。

「僕はただBBQへ行っただけ。それが何か悪かったかのような感じになっているのは信じられないし、別に、その後で中居とBBQについて話をしたこともなかった。今こうしてお答えしているのは、僕には何もやましいことがないからです。でも本当にすごいことになってしまった。だからこそ、僕もちゃんと説明をしなきゃいけないと思っています」

 週刊文春は28日、これまでの報道の一部を訂正した。トラブルがあった当日の会食について、当初は「フジ編成幹部A氏に誘われた」としていたが、その後の取材で「中居氏に誘われた」と判明したとし、訂正し謝罪した。ただし、女性が「A氏がセッティングしている会の“延長”だったことは間違いない」と証言したことなどから「トラブルに関与した事実は変わらない」としている。

 トラブルに至った経緯もまた、解明されるべき重要な事実のひとつである。その点で、ヒロミの証言もまた貴重なものだろう。

(AERA dot.編集部・上田耕司)

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