経営者に転身したマギー(写真:Pasya/アフロ)
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 昨年末に突如、トーク番組に出演してその変貌ぶりが話題となったのは、タレントのマギー(32)だ。というのも、マギーはモデルとして活躍後、バラエティーを主戦場にテレビにも進出していたが、2017年に有名ロックバンドのメンバーとの不倫疑惑がスクープされ、その後は表舞台から姿を消していたからだ。

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 昨年12月27日放送の「ダマってられない女たち」(ABEMA)で約8年ぶりにカメラの前に登場したマギー。4年前に化粧品ブランドを設立し、現在の年商は「億を超える」という。個人事務所を立ち上げタレント活動を続けながらも、実業家へ華麗なる転身を遂げていたのだ。また、趣味である自動車関連のイベント事業も行うなど、多方面での活躍が紹介された。

 番組では、自ら操縦するマイボートで東京湾をクルーズするシーンや、1700万円もするというベンツを現金一括購入した話などが紹介され、羽振りのいい生活を披露していた。

「マギーさんは2010年代半ば、ハーフ・タレントブームに乗って露出を増やしてきました。16歳でモデルデビューしてから数年でテレビに進出し、連日引っ張りだこになりました。しかし17年に『フライデー』がロックミュージシャンとの不倫熱愛をスクープし、さらにそれが二股の末の選択だったことが報じられました。本人が一切、公式にコメントをしなかったことも逆効果になり、その後も何食わぬ顔で昼の情報番組に出続けたことで、主に女性視聴者から反感を買ってしまいました。こうして好感度が一気に下降するなか、芸能界からフェードアウトしていったのです」(女性週刊誌の芸能担当記者)

 とはいえ、過去にインタビューでマギーが語っていたところによると、芸能界から離れたのは「自らの選択」だったという。

「人気絶頂の頃は『自分の軸はモデル』と思っており、芸人やタレントなどテレビを主戦場とする人と一緒にいることに葛藤があったと、インタビューで語っています。朝はモデル、午後から深夜はテレビの仕事、という二足のわらじは本人にとってもかなりキツかったと思います。だからこそ、スキャンダルが彼女にとっては“辞め時”となったのではないでしょうか。そもそも、マギーが仕事を始めた動機は『家族のため』だったと『ダマってられない女たち』で語っていました。2歳で両親が離婚し、マギーと弟は父親に引き取られることになったそうですが、父の収入が不安定で自宅の電気が止まってしまったり、高校の学費を自分で出したりしたそうです。モデル業を始めたのも、家計を助けたいという思いがあったからだと明かしていました」(同)

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「特技やキャラがあるわけでもない」と弱音