源田の報道と謝罪の後の密会に疑問の声
「東はストイックな性格で、向上心が旺盛です。最多勝を獲得しても慢心はなく、『3年活躍して認められる世界です』とブレなかった。家族の絆も強いと感じましたね。23年5月18日の広島戦で白星を挙げた時、お母さんの誕生日が近かったのですが、奥さんの誕生日を優先してウイニングボールを渡すと発言していました」(DeNA関係者)
伸び悩んでいた時期を経て球界を代表する左腕となり、取り巻く環境が変わる。自制心を失ってはならないが、心に隙が生まれたのか――。ファンから問題視する声が出たのは、やはり文春オンラインで不倫が報じられた源田壮亮(西武)が謝罪会見を開いた1月12日より後に、東が末広と密会していたことだ。源田の一件が明るみになった時、自身の行動を省みなかったのだろうか。
在京球団のスタッフがこんな話をする。
「プロ野球選手は『自分は浮気がバレない』と謎の自信を持っていることが往々にしてあります。東のことはわかりませんが、重圧がかかる環境でプレーして、ストレスのはけ口で浮気に走ってしまう選手を度々見てきました。今はスマホで誰でも写真が撮影できる時代なので、密会もバレます。浮気をすると取り返しのつかない事態になることを認識するべきです」
不倫は家庭内の問題だが、チームの看板選手はスポンサーやファンに与える影響が大きい。DeNAは南場智子オーナーが女性ファンの増加に力を入れ、家族向けのイベントを積極的に開催してきた。シーズン中の横浜スタジアムには、女性ファンや家族連れのファンの姿が目立つ。スポーツ紙デスクは、「DeNAはファンサービスに熱心な球団です。東は今回の不倫騒動でファンを失望させた事実と向き合わなければいけない。野球で結果を残せば信頼を取り戻せるという時代ではないですし、今年パフォーマンスが落ちるようだったら、周囲の見る目がさらに厳しくなる」と指摘する。