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今日16日、日中は近畿北部の雪や雨はいったんやみますが、夜は前線が近づき、再び傘の出番となるでしょう。中部と南部は日差しがあり、空気の乾燥が続く見込みです。火の取り扱いや体調管理にご注意ください。

今夜は近畿北部で再び雪や雨に 寒の内らしい寒さ続く

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今夜にかけて、低気圧が北日本へ進み、低気圧から延びる寒冷前線が弱まりながら日本海を南下する見込みです。近畿地方は、日中は北部の雪や雨はいったんやんで天気が持ち直しますが、夜は再び雪や雨となるでしょう。お出かけの際に降っていなくても、北部の方で、特にお帰りが遅くなる方は念のため雨具をお持ちください。一方、中部と南部でも時折雲が広がりますが、各地で日差しが届く見込みです。

日中の最高気温は各地で10℃に届かず、寒の内らしい寒さが続くでしょう。沿岸部を中心に西よりの風が強まる所もある見込みです。

阪神・淡路大震災から明日17日で30年となる中、追悼行事などへお出かけの方もいらっしゃるかと思います。マフラーや手袋、カイロを使用するなど、万全の寒さ対策をなさってください。

中部と南部は広く空気乾燥 火の取り扱いなど注意

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近畿地方の中部と南部では空気の乾いた所が多く、16日8時30分現在、大阪府と兵庫県南部、奈良県、和歌山県には、乾燥注意報が発表されています。連日のように火災が発生しているため、火の取り扱いや後始末にご注意ください。

また、今週末は大学入学共通テストを控えた受験生の方々も多いかと思います。手洗いやうがいを励行し、加湿器も使用するなど、乾燥対策をしっかりと行い、万全の体調で臨みましょう。

インフルエンザに注意

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湿度が低くなると、ノドの粘膜の防御機能が低くなるため、インフルエンザにかかりやすくなります。インフルエンザを予防するには、次のようなことを心がけてください。

① 外出時はマスクを着用し、人の多い所への外出を控えましょう。高齢者や慢性疾患を抱えている方、疲れ気味、睡眠不足の方は、特に注意が必要です。
② 外から帰ったら、手洗いやうがいをしましょう。インフルエンザだけでなく、一般的な感染症予防のためにも、おすすめです。
③ 室内では、加湿器などを使って、適度な湿度(50~60%)を保ちましょう。
④ 栄養バランスの取れた食事と、十分な睡眠をとるよう、心がけましょう。体の抵抗力を高めることができます。

それでも、インフルエンザにかかってしまった場合は、安静にして、十分な休養や水分をとり、早めに医療機関を受診してください。

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