意外にも「ガチ」の体育会系
「どの作品でも視聴者の印象に残る演技をする比嘉さんですが、特に『コード・ブルー』シリーズで演じた、誰からも信頼される博識かつ冷徹なフライトナース役が当たり役でした。医者一家に生まれながら、医学部受験に失敗し、看護師となった過去があるため、知識や経験の浅いフェローを見下す姿や最愛の恋人が難病のALSを発症し、関係性に葛藤する様子など、人間の心の機微を細やかに演じる表現力は素晴らしいものがありました。共演した新垣結衣さんや戸田恵梨香さんとはプライベートでも親交が深いそうで、家で女子会をしたり、戸田さんとは旅行もする仲だそうです。戸田さんが松坂桃李さんと結婚した際は、インスタグラムで祝福の言葉をつづりながらも、『ほんとはあたしの嫁に来て欲しかったがっっ笑』と冗談を交えて喜びを表していました」(同)
「コード・ブルー」シリーズをはじめ、真面目で完璧主義な役柄が多いため、しっかり者の印象が強い比嘉だが、肉体もストイックに鍛えているようだ。
「比嘉さんは、体を動かすのも好きなようで、わりとガチで体を鍛えていることでも有名です。以前、『キックボクシングは6~7年通っていて、パーソナルトレーニングやヨガなど、わりと体育会系』だと明かしていたこともあります。そこそこの筋肉量もあり、昨年『クラリーノ美脚大賞』の30代部門を受賞し、授賞式では美しい脚を披露していました。SNSでもこの美脚ぶりは話題となり、『ほれぼれする美しさ』『満場一致で優勝だ』など絶賛の声が多くあがっていました」(女性週刊誌の芸能担当記者)
こうみると一切の隙がないような印象を受けるが、意外にも“天然”な一面もある。「推しの王子様」の共演陣だった白石聖によると、撮影現場で絵しりとりをしていた際、ルーズソックスを描いて比嘉に回すと「クリリン!」と答えたという。「『あっ、分かった分かった!』という感じだったんですけど、『ス』から始まるものじゃなくて、『クリリン』と描いてて(笑)」と白石が明かすと、「しかも、『ン』で終わっちゃう(笑)」とディーン・フジオカにも突っ込まれていた(21年7月12日、第1話完成報告会)。さらに10年以上付き合いがあるという沢村一樹からも、比嘉が「東名高速」を「透明」だと思っていたという仰天エピソードが暴露されたこともあった(NHK「土曜スタジオパーク」22年11月26日放送)。