大東:(近藤)大海が醸し出す雰囲気を見て「絶対に成功する」って思ったから出た言葉でもあります。大海は自信を持っているのがいいし、その自信に見合った努力を重ねているところがかっこいい。節々にそう感じます。

近藤:大東くんにたまに電話でダンスのこととかを相談するんですが、なんてことはない会話の中にもさらっと答えが交じっているので毎回「すごいな」って思います。

中澤:立樹はそういう素振りをわかりやすく出さないけれど、一番メンバーのことを考えているよね。グループのことだけを考えるのではなく、学校や家のこともちゃんと考えようって提案してくれたり。

初のパフォーマンス

大東:「グループで集まろう」っていう時に家の予定が入っていたり、学校のテスト勉強をしなきゃいけないこともありますよね。でもみんなグループへの熱量が高いからこそ、自分の都合よりグループの活動を優先するんじゃないかと思って「そういう予定がある時は遠慮せずに言っていこう」って言いました。

星:おかげで気持ちが楽になりました。

中澤:立樹はみんなでダンスの練習をやっている時も、自分の練習もあるのにメンバー一人ひとりの良いところを必ず見つけてくれる。ちゃんと見てくれていることが伝わって心が温まります。

近藤:しかも良いところだけじゃなくて、ちゃんと悪いところも指摘してくれる。

高田:だから成長できるよね。

大東:自分では全く意識してなかった。でも言われてみると、北山さんのライブに向けてのリハーサル期間、メンバーそれぞれの良いところをすごく意識しながら向き合っていましたね。僕、6人のダンスを含めた良いところ、一生語れます。

(構成/ライター・小松香里)

AERA 2025年1月13日号より抜粋

※高野秀侑の「高」は、はしご高が正式表記

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