AERA 2025年1月13日号より

――いっせいに「嘘つけ!」というツッコミが入った。既に気の置けない関係性が築かれているようだ。

近藤:尊敬する先輩でもある大東くんと一緒に活動することになって「もっと努力しないとダメだな」と思いました。たぶん僕以外の5人もそう思っていると思います。

星:(大東)立樹は礼儀正しいし、人間的にも尊敬できるので一緒のグループで活動できるのはすごく光栄です。

中澤:でも立樹は普段はおちゃらけてるよね(笑)。

高田:オンオフの切り替えがすごい(笑)。

大東:みんなが大人っぽいのか僕の精神年齢が低いのかはわからないんですが(笑)、全然年齢の差を感じないんですよね。中澤は年下ですが、包容力があってお兄ちゃん感があるので一緒にいるとニヤニヤしちゃうんです。高田と僕を遊園地に連れていってくれたことがあって、3人の中で中澤が一番大人でした。

高田:俺たち二人はただ騒いでたよね(笑)。

大東:それを優しい笑顔で見守ってくれて。

中澤:嬉しいです。これからもっと包容力を育てていきます。

心がうるっとした

大東:でも高田も、表ではクール系のかっこいい雰囲気だけど、おちゃらけつつも引っ張ってくれる。努力家ですし、頼りになるので尊敬しています。

星:最初自分からあまり質問していなかったら、中澤や立樹や(横田)大雅が「どんどん質問していいよ」って言ってくれて、心がうるっとしました。中澤は「星はもう少し優しく踊った方がいいよ」っていうアドバイスをくれた。たまにそういう優しさを見せてくれるんです。

近藤:実は大東くんと最初に会った時は、先輩だししかもオーラがすごくてちょっと怖かったんです。

横田:ベテラン感があったよね(笑)。

近藤:でも話してみたら良い意味で普通の10代っていう感じで。しかもすごく優しくて。僕はダンスを始めたばかりだったんですが、優しく「もっと自信を持って踊っていいと思うよ」って言ってくれたことが鮮明に記憶に残っています。

次のページ
初のパフォーマンス