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皇居で2年ぶりとなる新年一般参賀が2日、行われた。天皇、皇后両陛下と長女の愛子さまら皇族方が宮殿・長和殿のベランダに立ち、にこやかに手を振り集まった人びとのお祝いの声に応えた。愛子さまが目線を留めてニッコリされた瞬間があった。
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天皇陛下と皇后雅子さま、そして皇族方が長和殿のベランダに姿を見せると、集まった人びとから静かなどよめきが起こり日の丸の小旗をはためかせる音が宮殿の東庭を包み込んだ。
天皇陛下は「皆さんとこうして新年を一緒に祝うことをうれしく思います」と、お祝いを述べるとこう被災地の人たちに思いを寄せた。
「昨年の元日に発生した能登半島地震や、各地で起こった大雨の災害などにより、いまだにご苦労の多い生活をされている多くの方々の身を案じています」
雅子さまと愛子さまも共に思いを寄せるように顔をやや伏せていた。
陛下と皇族方が、1回の一般参賀で宮殿のベランダに立つのは5分程度だが、その間の表情や仕草からは、人柄や思いが伝わってくる。
雅子さまは、上皇さまと上皇后美智子さまを気遣い、おふたりがベランダに立つまで心配そうに見守り、歩く美智子さまに手を添えるような仕草をみせた。
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愛子さまは昨年末にインフルエンザに感染したこともあり、参賀者からは「やはり、愛子さまお痩せになった」と、心配する声が時おり聞こえてきた。
それでも、東庭に集まった参賀者に端から端まで落ち着いた仕草でお手振りをし、回によってはお隣になった秋篠宮さまに笑顔で話しかけるなどお元気な様子だった。
ときおり手を振りながら雅子さまと顔を見合わせて和やかにひと言、ふた言会話をする様子も見られ、参賀者からは「楽しそう。両陛下と何を話していらっしゃるのかしら」などと声があがっていた。
愛子さまが豊かな表情を見せたのは4回目のお手振りのときだった。