■ MRI(磁気共鳴画像診断装置)…磁気の力で体を調べる。脳、せき髄、筋肉、関節、子宮、卵巣など様々な臓器を調べることができる。


■ PET検査(陽電子放射断層撮影)特殊な検査薬を点滴し、がん細胞を発見する。
※オプション内容も含んでいます
前述したように、病院によって検査内容や検査箇所が異なるので、しっかりパンフレットを見て、検査内容を確認することが大事です。また各検査のメリットデメリットもきちんと把握しておく必要があります。
日本人間ドック学会が認定する「機能評価認定施設」のお墨付きを貰った病院も全340施設あるので、選ぶ際の基準にするとよいでしょう。
一般的には、基本検査項目(基本コース)に加えて、オプションを付け加えることができます。
たとえば基本コース+脳ドックや、基本コース+レディースドック(子宮がんや乳がんなどに焦点をあてた検診)などです。
ただし、オプションが増えるほど、料金がさらに増すことを覚悟しなければなりません。

●料金と補助金制度について

人間ドックは保険対象外のため自己負担になります。
基本コースのみの日帰り全身ドックで3万〜6万円前後は考えておいたほうがよいでしょう。
ただし、場合によっては補助金や助成金が受けられる場合があるので、ぜひ、補助金制度を利用してみてはいかがでしょう。
■国民健康保険加入者…滞納がない場合、市町村から補助金(助成金)が出る場合も。市町村によって、補助金実施の有無や金額、各種条件が異なるので、問い合わせてみましょう。
■社会保険加入者…健康保険協会や健康保険組合によっては、一部費用を負担している場合があります。家族も対象になる場合があります。この場合も、金額や各種条件が異なるので問い合わせをしてみましょう。
■生命保険・損害保険…割引サービスを行っている場合があるので、確認してみましょう。
少々長くなりましたが、日々忙殺されると健診や人間ドックの大切さを忘れがち。
今日の記念日にあらためて、身心ともに健康でいるために、人間ドックを有効活用し、自分の体を大切に守っていくことを考えてみてはいかがでしょう。
●参考/HP e人間ドック〜いい人間ドックを選ぼう〜 運営:日本人間ドック健診協会