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明日20日(水)は東海から関東で冷たい雨が降りそうです。さらに寒さが増し、日中も冬物のコートやマフラーが活躍するでしょう。22日(金)頃からは、北日本を中心に再び寒気が流入。北日本の日本海側や北陸では、雪や雨が降りそうです。太平洋側は広く晴れますが、この時期らしい寒さの日が多くなるでしょう。服装選びやヒートショックに注意。

明日20日 東海から関東では冷たい雨

明日20日(水)は、本州付近は高気圧に覆われますが、伊豆諸島付近を低気圧が進むでしょう。九州から近畿、北陸、東北は日中、日差しが届く見込みです。東海は雲が広がりやすく、朝から所々で雨が降るでしょう。関東も沿岸の地域では午前中から雨雲のかかる所がありそうです。夕方以降は南部を中心に広く雨が降りますので、雨具を忘れずお持ちください。北海道は気圧の谷が近づき、日本海側を中心に夕方から雨や雪が降るでしょう。沖縄は曇りや雨のすっきりしない天気になりそうです。

日差しがほとんどない東海や関東は、今日19日(火)より気温が下がる所が多く、傘を持つ手がかじかむくらいでしょう。寒さ対策をしっかりなさってください。

この先 北日本の日本海側を中心に再び雪 晴れる所も気温は上がりにくい

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22日(金)~24(日)は、北日本を中心に冬型の気圧配置になり、寒気が流れ込むでしょう。北海道と東北の日本海側、北陸では雪や雨が降りそうです。

東北の太平洋側、関東から九州にかけては晴れる日が多いでしょう。ただ、23日(土)~25日(月)は日差しが届いても、最高気温は15度前後。また、晴れる日ほど朝晩は冷え込みますので、暖かくしてお過ごしください。

26日(火)は日本付近を低気圧や前線が通過し、全国的に雨が降りそうです。

東日本や西日本 朝晩だけではなく日中も上着が必要

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22日(金)は二十四節気の「小雪」。暦の上では雪がちらつき、寒さが本格化してくる頃です。今年はここまで11月になっても、東日本や西日本では最高気温が25度を超える日もありましたが、ようやく暦通りの気温が続き、日中も上着が必要でしょう。少し前までは着る機会があった半袖を仕舞うことができそうです。沖縄は25度以上の夏日になる日が多く、まだ半袖が活躍するでしょう。

※服装指数は、朝晩や日中の予想気温からどのような服装が適しているか提案するものです。
30:コートを着ないと結構寒いなあ 40:裏地付トレンチコートがおすすめ 50:薄手のジャケットを羽織っていこう 60:長袖シャツ・カットソーで快適に 70:半袖+カーディガンで温度調節を 80:半袖Tシャツ一枚で過ごせる暑さ

ヒートショックに注意 防ぐには

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暖かい部屋から寒い部屋への移動など、急激な温度の変化によって身体がダメージを受ける「ヒートショック」にも注意が必要です。
特にお風呂は、脱衣所・浴室と、浴槽のお湯の「温度差」が大きくなるのでお気をつけください。

入浴時のヒートショックを防ぐには、次の4つのポイントを覚えておいてください。

①脱衣所や浴室は、入浴する前に暖めておきましょう。浴室に暖房設備がない場合は、シャワーを使って浴槽に給湯したり、浴槽のお湯が沸いたらよくかき混ぜた後、蓋を取って湯気を充満させたりするのも、効果的です。
②入浴の際は、お湯の温度は41度以下、時間は10分以内を心がけましょう。入浴する時間帯は、夜遅い時間帯だと冷え込んできますので、早めの時間帯を心がけてください。
③浴槽で体を暖めた後は、できるだけゆっくり立ち上がるようにしましょう。手すりがあれば活用し、手すりがない場合でも、浴槽のへりにしっかり手をかけて、立ち上がってください。
④食後すぐの入浴や、飲酒後の入浴は、避けましょう。食後に血圧が下がりすぎる食後低血圧によって失神することもありますし、飲酒によっても一時的に血圧が下がります。体調の悪い時も、入浴は避けてください。