10月27日に投開票が行われた衆院選で、比例代表の東北ブロックで初当選を果たした元グラビアアイドルの森下千里(43)。選挙中は自民党の彼女への厚遇ぶりが物議を醸していたが、同時に芸能人時代の努力家ぶりが再注目されているようだ。
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森下は前回、2021年の衆院選で宮城5区から自民党公認で立候補するも、立憲民主党の安住淳元財務相に敗れ、比例復活もできず。その後、「辻立ちクイーン」と呼ばれるほどに街頭へ立ち続け、自らの政策を訴え続けてきた。
現在、SNS上では「地道な努力がようやく実りましたね」「これからの活躍を期待しています」と応援の声がある一方で、多趣味ぶりをアピールしていたグラドル時代のイメージが色濃く残っている人も多いようで、「カレーと釣りとゴルフと財テクの人でしょ?」「タレント時代から“いっちょかみ”のイメージ」といった書き込みも散見される。
レースクイーン出身で、02年に“レースクイーンの最高峰”と呼ばれる「レースクイーン・オブ・ザ・イヤー」を受賞した森下は、のちにグラビアアイドルに転身。09年にはアクションコメディーのショートムービー&イメージDVD「月刊 森下千里 ノーパン刑事~私がノーパンになった理由~」でノーパンがポリシーの刑事役を好演したほか、バラエティー番組でも活躍し、冠番組「まちイチ~千里の道も一歩から~」(CBCテレビ)は15年12月まで約4年半も続いた。
また、業界内では“おじさんキラー”としても知られ、番組で共演していた石田純一や志村けんさんからかわいがられていたことは有名だ。当時の彼女について、番組制作会社のディレクターが振り返る。
「森下さんはとにかく趣味の守備範囲が広く、ゴルフ、釣り、車、陶芸、カレー、ピラティス、ファイナンシャルプランナーの資格取得、小説執筆……と仕事につながりそうなことは何でも打ち込んでいました。ゴルフはベストスコア80でティーチングプロの資格も取得していましたね。こうした地道な努力が実を結び、実際に関連番組に起用されたり、恋愛小説を執筆したりと、さまざまなジャンルの仕事をゲットしていた印象です。また、『最長で1カ月連続でカレーを食べた』『スパイスから作る』などとカレー好きをアピールし続けた結果、BS-TBSで森下さんとRIKACOさんがレギュラーを務める料理番組『絶品!カレーなる週末』がスタートしていましたね」