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9日(土)は晴れる所が多く、絶好のお出かけ日和に。10日(日)は太平洋側で雨の降る所がありますが、日中は紅葉狩りが楽しめそう。朝晩を中心に冷えるため、行き先や出かける時間帯に合わせて服装で調節を。

紅葉 色づき情報

寒気の影響で、6日(水)から北海道や東北北部では平地でも雪が降った所があり、急に季節が進んでいます。朝晩の冷え込みが強まり、紅葉の見ごろのエリアも少しずつ南下しています。

上の図・紅葉見頃MAPは、全国各地の紅葉の見どころから日々報告されてくる、紅葉の色づき情報です。今日9日(土)現在の「紅葉見頃」は、東北では青森県や宮城県、福島県、山形県。奥入瀬渓流や鳴子峡などでは、全体に紅葉している状態となっています。関東甲信では、栃木県と長野県。日光(いろは坂・華厳滝)、蓼科高原などで、見頃となっています。北陸や関東から九州では「色づき始め」の所が多くなり、11月下旬には見頃となる所が多いでしょう。

週末 紅葉狩り日和の所が多い

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今日9日(土)未明に、奄美地方の与論町に大雨特別警報が発表されました。沖縄や奄美では、夕方にかけて雷を伴った猛烈な雨や非常に激しい雨の降る所があるでしょう。土砂災害や低い土地の浸水に最大級に警戒し、河川の増水や氾濫に厳重に警戒してください。

一方、九州から北海道は、広い範囲で晴れる見込みです。九州も昼頃まで雨の降る所がありますが、日中は晴れ間が出るでしょう。紅葉が見頃を迎えている所では、絶好の紅葉狩り日和となりそうです。最高気温は、関東や北陸、東北で17℃前後の所が多く、平年並みでしょう。朝晩は内陸ほど気温が下がり、東京都心も木々の色づきが進むような冷えこみが続きます。

10日(日)は、九州では昼頃から雨が降るでしょう。四国や中国地方から関東は雲が多く、夜は太平洋側で雨の降る所がありそうです。関東は、日中も気温があまり上がらないため、服装でうまく調節してください。北陸や東北はおおむね晴れて、紅葉狩りが楽しめるでしょう。

紅葉が進む気象条件

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紅葉の色づきは気象条件と、葉の中にある色素が深く関わっています。葉を紅く染めるアントシアニンという赤い色素の割合が増えるには、適度な寒さが必要だからです。

紅葉は1日の最低気温が8℃を下回ると進み、最低気温が8℃を下回るようになって約3週間できれいに色づくといわれています。

紅葉の名所と呼ばれるような場所は、一般的に標高の高い場所に位置していることが多いですが、標高が高くなるほど気温が低く、100メートルごとに気温が約0.6℃下がります。このため、山では平地よりも早い時期から紅葉が進みます。