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7日木曜15時までの最高気温は、札幌は今季初めて5℃未満、仙台・名古屋・大阪・広島なども今季一番低くなりました。東京都心は18.0℃でしたが「木枯らし1号」が吹いて、風冷えでした。青森県八甲田山系の酸ケ湯では、このまま上がらないと、今季全国初の「真冬日」になる可能性があります。8日金曜も、北日本や東日本を中心に、寒気の影響が残りますので、寒さで体調を崩さないよう、ご注意下さい。

全国的に 昼間も今季一番の寒さ

7日木曜は二十四節気の「立冬」です。冬型の気圧配置になり、この時期にしては強い寒気が流れ込んだため、暦通り、昼間も寒くなりました。

15時までの最高気温は、北から南まで、今季最も上がらない所が続出しています。全国で一番低かったのは、青森県八甲田山系の酸ケ湯で、氷点下1.1℃。このまま24時まで上がらなければ、全国で今季初の「真冬日(最高気温0℃未満)」になる可能性があります。

札幌の最高気温は4.2℃と、今季初めて5℃未満でした。仙台は11.2℃、名古屋は16.9℃、新潟は13.1℃、大阪は17.2℃、広島は18.6℃、高知は20.1℃、鹿児島は21.9℃と、いずれも今季一番低くなりました。

東京都心は18.0℃と、6日水曜より2℃高くなりました。ただ「木枯らし1号」が吹いて、冷たい北風が強まりました。北風が1メートル強まると、体感温度は1℃下がると言われています。昼間も「風冷え」となりました。

8日も 北・東日本を中心に 寒気の影響が残る

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そして、この寒気の影響は、北日本や東日本を中心に、8日金曜も続くでしょう。

最低気温は、札幌では1℃の予想です。地面近くは、この数字よりも冷え込むでしょう。北海道は、7日木曜に雪が積もった所などで、路面が凍結する恐れがあります。車の運転は、いつも以上に慎重にしてください。

仙台は5℃と、今季一番気温が下がる可能性があります。東京都心や名古屋、広島は8℃、大阪と高知は9℃と、いずれも今季初めて、ひと桁の予想です。しっかり暖かくして、お過ごしください。

最高気温は、北海道では10℃前後、東北や関東甲信、北陸は15℃くらい、東海から九州は20℃前後の所が多いでしょう。7日木曜のような冷たい風は、次第におさまりますが、昼間も服装選びに注意が必要です。

気温と服装の目安

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寒がりの方や、暑がりの方、それぞれですが、一般的な気温と服装の目安です。

気温が5℃を下回ると「ダウンコート」、10℃を下回ると「冬のコート」が欲しくなります。10℃~15℃だと「薄手のコート」や「セーター」が必要です。ただ、昼間、20℃くらいまで気温が上がる所では「カーディガン」などでも、過ごせるでしょう。

この時期、気温に合わせて、調節しやすい服装を選ぶのが、おすすめです。