メイン画像
この記事の写真をすべて見る

7日(木)は立冬。暦通りに季節が進みます。7日(木)から8日(金)にかけて12月上旬並みの寒気が流れ込み、北海道は市街地でも積雪に、東北でも平地で雪が降り、初雪となる所があるでしょう。関東から九州も寒くなり、東京地方や近畿地方で木枯らし1号が吹く可能性があります。

7日(木)~8日(金)は寒気南下

日本列島には寒気が流れ込んでいます。今回の寒気の底は7日(木)から8日(金)にかけてで、上空1500メートル付近で、マイナス6℃以下の平地で雪を降らせる目安の寒気が北海道や東北北部まで流れ込み、0℃以下の山に雪を降らせる目安の寒気が北陸や関東北部まで南下するでしょう。特に北海道の上空には12月上旬並みの寒気が流れ込む予想です。

北海道は市街地で積雪 東北も初雪か

画像B

北海道では平地でも雪が降り、札幌市など市街地でもしっかりと積もる所がある見込みです。車の運転はノーマールタイヤは危険です。スタッドレスタイヤに交換したり、タイヤチェーンを装着したりしましょう。東北でも平地で雪の降る所があり、初雪の便りが届きそうです。積雪や路面の凍結にご注意ください。北陸や関東北部、長野県の山でも雪が降り、積雪となる所があるでしょう。峠越えの車は、冬の装備をなさってください。

関東以西も冷たい北風が吹きつけて、東京地方や近畿地方で木枯らし1号が吹く可能性があります。

朝は冷え込み強まる

画像C

寒気の影響で、7日(木)と8日(金)の朝は冷え込みが強まりそうです。

北海道は内陸部を中心に氷点下で、札幌市も1℃まで下がるでしょう。氷が張るほどの冷え込みとなりそうです。

東北や北陸は10℃を下回るでしょう。関東から近畿も8日(金)の朝は10℃を下回り、暖房が欲しいくらいの冷え込みとなりそうです。体調を崩さないよう暖かくしてお休みください。

日中も立冬らしい寒さ

画像D

日中も立冬らしい寒さとなりそうです。

7日(木)と8日(金)は札幌市では最高気温は一桁の気温になるでしょう。日中も冬のコートが必要です。仙台市や新潟市では15℃に届かず、寒さが続きます。関東から九州も20℃に届かず、北風が冷たいでしょう。風を通しにくい上着が良さそうです。名古屋市や大阪市では今日6日より気温が大幅に低くなり、今季一番の寒さとなるでしょう。

ただ、この寒さも一時的で、来週はまた関東から九州では20℃以上の日が多くなる見込みです。この先も日々の寒暖差が大きくなりますので、体調管理にご注意ください。

シーズン最初の雪 慣れていても注意

画像E

冬の時期に雪の多い所に住んでいる方でも、ひと夏を過ぎると、雪道での車の運転感覚を忘れがちです。シーズン最初の雪は、たとえ雪に慣れている方でも、以下の2つのことに注意が必要です。

(1)必ず、スタッドレスタイヤに交換するか、タイヤチェーンを装着しましょう。スタッドレスタイヤは、溝が十分にあるかどうかを、事前に確認してください。あまり使っていないスタッドレスタイヤでも、時間が経てば、劣化が進みますので、シーズン前に点検が必要です。
(2)たとえ急いでいても、急ブレーキ、急なハンドル操作、急発進、急な車線変更など「急」のつく運転はやめましょう。「急」のつく運転をしてしまうと、車がスリップしやすくなります。車を発進する時や上り坂では、タイヤが空転してしまわないよう、アクセルをじわりと踏み込んでください。下り坂では、エンジンブレーキを基本として、アクセルとブレーキも適度に調整して、速度を落としてください。