「芹那さんが芸能界で失速した当時、理由について“お笑い芸人に『ナンパされた』という暴露ネタが本人の怒りを買った”という説や、人気男性アイドルとの熱愛が報じられた際に“各テレビ局が事務所に忖度した”という説など、真偽不明なうわさが業界内でも飛び交いました。ただ、芹那さんはあくまでも『自分の考え方が変わった』という説明にとどめています。全盛期を過ぎて事務所を辞めると“暴露キャラ”に走るタレントも多いなか、芹那さんは決して“誰か”や“何か”のせいにしない。その点は非常に好感が持てますね」
最近もスポーツジムで筋トレに励む姿や、くびれたウエストをチラ見せしたコーデ、“お尻のエステ”に通う様子をSNSに投稿するなど、プロポーションを維持するための努力を怠らない芹那。
今年はひもビキニ姿をSNSや自身のYouTubeチャンネルでたびたび披露しており、「アラフォーになっても体形がまったく変わらない。すごすぎる!」と驚きの声が上がっている。
当時の“あざとキャラ”が受け入れられる土壌
前出の編集者が語る。
「芹那さんは10月15日、ニーハイソックス上部の“絶対領域”を強調したゴルフウェア姿をSNSに投稿。芝生の上でゴロゴロと寝そべっており、『かわいすぎる』と反響を呼びました。全盛期の舌足らずな話し方も健在で、あざとい仕草がごく自然にできてしまう点は、まさに才能といえます。なお、ネット上では『今は何で稼いでいるの?』と疑問の声も見られますが、芹那さんいわく売れっ子時代に給料をたんまり貯め込んでいたとか。すでに一生分稼いだ可能性もあるため、今後も熱心なファンのためにマイペースな活動を続けていくのでは?」
そんな自由と幸せを手に入れた彼女について、芸能ジャーナリストの平田昇二氏は次のように話す。
「芹那さんといえば、AKB48の“お姉さん”グループだったSDN48の人気メンバーとして頭角を現し、雑誌グラビアやバラエティー番組を中心に活躍を見せました。かわいらしい顔立ちと独特のしゃべり方や声、明るいキャラクターでブレークを果たしますが、次第に露出を減らしていった格好です。芹那さんの全盛期は、“あざとキャラ”が今ほど視聴者に受け入れられる土壌もなかったですし、私生活も含めて“炎上”も辞さないハングリーな姿勢で芸能活動に臨んでいるようにも見受けられました。そういう意味では、自然体で活動している今のほうが肉体的にも精神的にも充足感があるのかもしれませんね」
“独立”という大きな決断だけでなく、アイドルグループのプロデュースをすると先日インスタグラムのストーリーズにアップした。40歳目前の芹那は、次のステップに踏み出したようだ。
(小林保子)