独立会見での中居正広もひとりで乗り切りお見事だった(撮影/今村拓馬)
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21日からレギュラー放送がスタートする「THE MC3」(TBS・毎週月曜午後9時)は、中居正広、東野幸治、ヒロミからなる“MC3”が、3人がかりで今をときめくゲストの新たな顔を引き出し、そこから見えてくるギャップを楽しく深掘りするバラエティ。5月に特番として放送され話題を呼びレギュラー化が決定した。MCのひとり中居正広の過去の記事を振り返る(「AERA dot.」2024年2月3日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)。

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 ダウンタウンの松本人志が芸能活動を休止したことで、テレビの世界には大きな穴が空いた。松本がレギュラー出演していた番組のスタッフは、その穴を埋めるべく対応に追われている。

 松本が抜けた後の収録でも、何事もなかったかのように進んでいく番組も多かったが、1月28日放送の『まつもtoなかい』(フジテレビ系)だけは違った。

『まつもtoなかい』は、松本と中居正広の2人がホスト役としてゲストを迎えるトーク番組である。2人だけでやっているトーク番組で1人が抜けるというのは、どう考えても厳しい状況だ。トークが主体の番組ということもあり、その話題に触れないわけにはいかない。そんな中で、1人でスタジオに登場した中居の立ちふるまいは見事なものだった。

独り言をつぶやく中居正広

 スタジオセットの扉を開けて笑顔で現れた中居は、少し歩いてから扉の方に戻り、独り言のように「そうか、閉めなきゃいけないんだ」とつぶやいて、扉を閉めた。松本と2人で登場するときとは段取りが変わっている、ということをさり気なく示してみせた。

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松本人志なしでは断トツ