ryuchellさん一周忌への思いを丁寧に語ってくれたpeco
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 15日放送の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ・毎週火曜午後8時)は「秋の爆笑! さんま御殿 イケおじ VS 超辛口女子 仁義なき大阪バトル祭」と題して、豪華面々がトークバトル! ゲストは、イケおじ軍団として、小野伸二、鏡優翔、狩野英孝、川崎麻世、近藤真彦、錦鯉、藤波朱理、ヒロミ、谷中敦、小池徹平、後藤輝基、Shigekix、橋下徹、兵動大樹、藤原丈一郎、松岡充、小宮浩信。超辛口女子軍団は、大沢あかね、黒谷友香、信子、藤本美貴、みちょぱ、ゆうちゃみ/akane、川田裕美、peco、萬田久子、山本彩、いとうあさこ、黒沢かずこ。そんな超辛口ゲストのひとり、pecoの過去の人気記事を振り返る(「AERA dot.」2024年7月12日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)。

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 pecoさんの日々の出来事について綴る連載「pecoの子育て&お仕事日記」。今回は「ryuchellさん1周忌のいまの正直な気持ち」。2023年7月12日にryuchellさんが亡くなって1年。ryuchellがいない世界を受け入れられていない自分に気づきながらも、息子とともに前に進んでいる。

 ryuchellが亡くなって1年たったからって、1年間分、自分自身が先に進めたかというとそうでもなくて……。いまだに、正直、ryuchellがいないことを受け入れられていない気がします。

 受け入れてないつもりはないけど、日々の自分を振り返って「あぁ、受け入れられていないんだな」って思うことがちょこちょこある。別に、それはそれでいいかなと思っていて、無理して受け入れる必要もないし。

 受け入れていない自分を感じるのは、お仕事のときは特に、こんな感じでryuchellのことをいくらでも話せるから。お仕事でryuchellのことをお話しさせてもらうときは、冷静にしゃべれるし、感情がブワーっと出ることもなく、取り乱すこともない。

 お仕事以外でも、もちろん息子ともそうですけど、友達とも、当たり前のようにryuchellのことを会話に出すし、誰かがryuchellの名前を出したときに何の違和感もなく会話が続き、名前が出たときにグサッと傷つくこともない。

 お仕事でryuchellのことを話すのは、私にとってはすごいいい機会になっています。人間は言葉を自分の口から出すと、本当にそう思えるようになったりとか、自分自身の考えを整理できることもあるじゃないですか。
 

気持ちの整理はついていても

 ryuchellのことに関しては、自分で話すことで整理がつくのを本当に身に染みて感じていて、だから、ryuchellの死は受け入れられてはいないけど、整理はついている。

 リアルな話を言うと、ryuchellの写真が部屋にあって、そこにryuchellがいると思っているんですけど、それに対して全力で何かをやってあげられていない。

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