戸田恵梨香(写真:Pasya/アフロ)

コンプラ至上主義に疑問を抱く

 一方で、戸田の復帰説が信ぴょう性を帯びている要因として、民放ドラマ制作スタッフは「細木数子と戸田恵梨香には共通する部分がある」と話す。

「松坂さんとの交際スタート以降は落ち着きましたが、独身時代はしばしば共演者との熱愛を報じられ、“共演者キラー”と呼ばれていました。なかでも伝説化しているのが、当時の若手俳優だったNとの交際発覚時のエピソードでしょう。デート中に週刊誌のハリコミ車と接触事故を起こしたのですが、オロオロするばかりのNに代わり戸田が対応してその場を収めたことが報じられました。事故相手が週刊誌記者だったことが分かっても、驚きつつも笑い飛ばすあたり相当な胆力です。また以前、バラエティー番組で、『コード・ブルー』シリーズで共演した浅利陽介は、酒席で先輩俳優に体罰を伴う叱責を受けていたところ、戸田に助けてもらったと明かしています。戸田自身は、先輩の怒り方が尋常ではなく歯止めが利かなくなって中に入ったと言っていますが、なかなかできることではありません。きゃしゃな見た目とは裏腹に、実は骨太で男気あふれる側面もある。細木さんに通じるものがあると思います」

 また、結婚後にドラマ降板などが報じられると、戸田は自身のSNSを通じて「私に関する事は私から発信されるもの以外、そこに事実はありません」(21年10月27日、戸田のインスタグラム)と毅然と反論したこともある。女優としても凛としたたたずまいがあるが、プライベートでもしっかりと自分の意思を持っているようだ。

 一方、前出の記者は「復帰作がNetflix作品になる可能性は十分にある」と言う。

「戸田は22年11月に『ボクらの時代』に出演した際、最近のテレビや映画について『ドラマや映画の世界にたくさんのコンプライアンスができてしまったのが一番悔しい』と述べ、『コンプライアンスを守ってたら限界がくる』『お芝居、役者をやり続けられるんだろうかって、自問自答する』とまで話していました。こうした発言を見ると、地上波ドラマよりネット配信の方が向いているのでは。別のインタビューでは、過去を振り返って『私が生きている中で一番関心があるのが自分の成長』『いつも自分のお尻をたたき続けていた』とストイックな一面を明かしていました。規制の少ないNetflixで成長した姿を披露する、というのはかなりあり得る話ではないでしょうか」

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