9月3日に自身のインスタグラムで長野県に移住したことを明かした女優の鈴木杏(37)。「さまざまなご縁に導かれて」移住したと報告し、「10年後どうなっていたいか、を思い描きながら日々生活しております。(薪割りと草刈りが日課になりつつあります。ジムいらず)」と近況についてもつづった。投稿に対し、コメント欄には「移住憧れます」と彼女の決断をうらやましがる声などが寄せられていた。
「“さまざまな縁”が何かは具体的に明かしていませんでしたが、長野といえば鈴木さんが10歳のときに豊川悦司さんと共演し、話題となったドラマ『青い鳥』の舞台です。過去に取材で、同作を『自分の基礎を作ってくれた作品』と話していたことがあります。親元を離れて、地方での撮影が続いたそうですが、共演者たちが皆やさしく、とても楽しかったそうです。喜びを得られたことがとても大きかったといい、『もし苦しい記憶だったらここまで俳優の仕事を続けらなかったと思う』とも言っていました。思い入れのある作品を作った場所というのも、もしかしたら長野を選んだ理由のひとつにあるかもしれません」(テレビ情報誌の編集者)
以前から鈴木は田舎暮らしに憧れていたようだ。23年10月にもインスタグラムで「すこし前から、もっと自然の中で暮らしたいと思うようになった」という本音も明かし、「都会生まれ都会育ち、東京を出て生活したことはない。それなのに、東京で暮らすのって、ちょっと息苦しいかも、、、?と感じるようになった」と述べている。そして「畑をやりたい!」という気持ちが高じて、さらに『土を作りたい、土を学びたい』と思うようなったとつづっており、かなり本気だったようだ。
きっかけは日本におけるパーマカルチャーデザイナーの第一人者・四井真治氏の著書を読み刺激を受けたからだそうで、所属事務所のYouTubeチャンネルでは、山の開墾の手伝いをするなど、以前から自然に関する興味が強かったことがうかがえる。