12日、天皇、皇后両陛下と長女の愛子さまは那須御用邸(栃木県)で静養に入られた。4月から日本赤十字社で嘱託職員として勤務する愛子さまは夏場が忙しかったため、9月に入ってちょっと遅めの夏休みとなった。愛子さまは「また今年もこのようにして家族で那須に来ることが出来たことをとてもうれしく思っております」と笑顔を見せられた。そんな愛子さまの昨年のご静養や幼い頃の夏の思い出にまつわる過去の人気記事を振り返る(「AERA dot.」2023年8月21日配信の記事を再編集したものです。本文中の年齢等は配信当時)。
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21日、天皇ご一家は那須御用邸(栃木県)でご静養に入られた。天皇、皇后両陛下の長女・愛子さまがお生まれになったころから皇室番組の放送作家を務めるつげのり子さんに、夏休みも終わりにさしかかったいま、愛子さまの夏のエピソードを明かしてもらう。そこにはハプニングあり、笑いあり、なんとも愛子さまらしさあふれる夏の思い出がいっぱいだ。
天皇ご一家が、まさかの夏の海へドボン! 成年皇族の仲間入りをされたときの記者会見で愛子さまは、ご両親との思い出について記者から質問されて、こう答えている。
「静岡県の下田市にある須崎御用邸に行き、海で泳いでいるときにきれいなお魚の群れを発見して、皆で観賞しましたり、また須崎の海はほとんど波のない穏やかな海でございますけれども、サーフボードを海に浮かべてそこに3人で座る挑戦をして見事に全員で落下した思い出など、お話しし始めると日が暮れてしまうかもしれません」
ユーモアあふれる愛子さまの言葉を借りるならば、「お話しし始めると日が暮れるほど」あるという夏のハプニングだが、放送作家のつげのり子さんが、愛子さまの夏の思い出で真っ先にあげるのが愛犬・由莉(ゆり)とのエピソードだ。