悠仁さまは小さい頃から「まっすぐ」なお子さまでした。恥ずかしがったり、穿った見方をしたりせず、感性豊か。とても良い成績だということは伝え聞きましたし、悠仁さまのご様子からもわかりました。

 高校進学については多くの選択肢の中からご縁のあるところに決めたということで、学習院を否定しているなどということは決してありません。母校への愛は秋篠宮さま紀子さまも大変強いですし、同窓会との関係も良好です。

 個人的には悠仁さまをめぐる今の状況は、いくら公人とはいえ15歳の男子にはあんまりだととてもモヤモヤします。ですが悠仁さまが何とか心を保っているのは、これまでのご両親の教育があってのことだと思っています。

(コラムニスト・矢部万紀子

AERA 2022年3月7日号

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矢部万紀子

矢部万紀子

矢部万紀子(やべまきこ)/1961年三重県生まれ/横浜育ち。コラムニスト。1983年朝日新聞社に入社、宇都宮支局、学芸部を経て「AERA」、経済部、「週刊朝日」に所属。週刊朝日で担当した松本人志著『遺書』『松本』がミリオンセラーに。「AERA」編集長代理、書籍編集部長をつとめ、2011年退社。同年シニア女性誌「いきいき(現「ハルメク」)」編集長に。2017年に(株)ハルメクを退社、フリーに。著書に『朝ドラには働く女子の本音が詰まってる』『美智子さまという奇跡』『雅子さまの笑顔』。

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