PayPayでの給与払いの仕組みは

 今回認可が下りたPayPayは、普段の生活でも使っている方が多いのではないでしょうか。私も買い物の際や、友達とお金のやりとりをするために活用しています。

 PayPayは銀行口座やクレジットカードからPayPay残高へお金をチャージすることで、キャッシュレス決済として利用できるようになるというもの。給与のデジタル払いとしてPayPayでお給料を受け取ることで、まずこのチャージの手間が省けるというのがメリットです。

 PayPayで受け取ったお金は、月1回までは送金手数料が無料で本人名義の銀行口座へ送金もできるので、PayPayで受け取ったけれど、やっぱりこの金額は現金で持っておきたいとなれば、銀行口座へ移すこともできます。また、PayPayで支払うことのできる各種支払いや送金などもスムーズにできるというのもポイント。

 給与受け取りでPayPayアカウントに保有できる残高上限が20万円となるので、それを超えた金額は事前に登録された銀行口座へ自動で送金されます。

 給与の一部をPayPay、そのほかは銀行口座、という受け取り方もできるので、PayPayを日常的に生活費決済のメインで活用しているという方は、毎月の生活費をPayPayで直接受け取るようにする……というのも選択肢のひとつとなりますね。
 

 とはいえ、お金の使い方としてキャッシュレス決済は広がりつつあるものの、生活のお金を受け取るメインの手段とするには、まだまだ抵抗感がある方が多いのでは。

 冒頭の記事によると、厚労省は今回のPayPayに続き、さらに3社について審査中とのこと。今後、認可を受ける事業者が増えていくでしょうから、その仕組みを理解したうえで、利用するかどうか検討してみてはどうでしょうか。

(横川楓)

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