父:わが家では、九九の歌を家族で楽しく合唱しているうちに、子どもたちは自然と九九を覚えたね。

母:地元に中高一貫校があれば、小3か小4ぐらいから塾に通わせて、中学受験をするといいですね。

父:子どもが塾に行くようになると、お父さんも送迎などを協力するといいですね。私も、できるときには送迎を手伝いました。長男と娘は肩凝り性だったから、高3のときには毎晩もんであげました。

母:地元に中高一貫校がないときには、公立のトップ校を目指しましょう。進度が速い中高一貫校の生徒に負けないように小学生のときから英検を受験し、英語力をつけておくといいですね。医学部は偏差値で決めるのではなく、問題との相性なども考えましょう。子どもたちは過去問を25年分解きました。最低でも10年分は解いておきたいですね。

父:東大の分厚い過去問を、子どもが解きやすいように分冊してサポートしていたのも、すごいなと思って見ていました。

母:子どもたちが幼いときから、父親が楽しそうに働く背中を見せてくれたのは功績でした。「大人になって仕事をするのは楽しそう」と思いますし、子どもたちも父親を見ていて「専門職につきたい」と思ったのではないでしょうか。

父:医師は、患者さんの身体と心を治す尊い仕事です。その人の人生に関わるため、大変なこともあると思いますが頑張ってほしいですね。

母:医学は日々進歩しているので、勉強を続けてほしいし、人の気持ちがわかるように本も読んでほしいです。子育て中は、祖父母や近所の方をはじめ、たくさんの方々に助けていただきました。子どもたちには感謝の気持ちを忘れず、人の役に立つ医者になってほしいと思います。

(構成・文/庄村敦子)

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