ルール3.午前0時を過ぎたら喧嘩しない
これは比較的最近追加したルールなのですが、人は睡眠不足になると注意力や判断力、集中力など様々な脳機能が低下します。そのような状態で建設的なやり取りは難しく、また若い頃は睡眠不足も気合いで乗り切っていた私たちですが、お互い40代も半ばでリアルに身体に応えるお年頃になったので、深夜をまたぐ喧嘩は翌日に持ち越すことにしました。
これはとても良い効果があり、その日には大事だと思っていたことでも、一晩寝ると次の日にはどうでも良くなっていることが多く、喧嘩は続かなかったり、意見は違ったとしても譲歩できたりするパターンが多くなりました。
仲直りの合図を作ろう
互いに決めたルールで喧嘩を最小限に抑えたら、最後は仲直りです。わが家の場合はやり取りが終わったらどちらかが、
「コーヒー飲む?」
と声かけをするのが仲直りの合図になっています。淹れたてのコーヒーの香りをかぎながらの会話は自然と穏やかな口調になりますし、また喧嘩とまではいかなくとも、少し不穏になった雰囲気を「コーヒー飲む?」でリセットしたこともたくさんあります。お互いが楽しいひと時を過ごせるものなら何でも良いと思います。
最後に、私が勝手に決めているマイルールを紹介します。
それは「喧嘩の時に謝罪を求めない」というものです。
外ではできても、パートナーや近い相手にはなかなか素直に非を認めることができない場合ってあると思います。こんなふうに偉そうに書いている私自身、時々「ごめんね」とすぐに出てこないことがあります。お互い素直になれるならそれが一番ですが、少し難しい場合は「ごめんね」という言葉よりも、その後の関係が改善されているかという行動面を見る方が大事だと思います。
だってその人は、今後も一緒に、美味しいコーヒーを飲み続ける相手なんですから。