お酒を飲むと眠くなるのはなぜ?

お酒が好きな方、多いですよね。
いやなことがあっても、お酒を飲めば楽しくなりますし、「あの人と仲よくなれるかな? 仲よくなりたいな」と思っている人とも、いっしょにお酒を飲めばとても距離が縮まり、気づけば飲み友達に!なんてことも。
でも、一歩間違えば、体に悪影響を及ぼしたり、お酒によって気が大きくなって暴力沙汰になったりと、とても危険!なアルコール。
お花見シーズンということでお酒を飲む機会も増えることですし、今回は楽しいからこそ注意しておきたい、お酒の「なぜ?」をご紹介!

せっかくの楽しいお花見。飲酒が招く大失態は、ぜひ避けたいところですね
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「お酒は二十歳になってから」というのは法律で定められていることですが、なぜ20歳にならないとお酒を飲んではいけないのでしょうか。理由は大まかに分けて3つあります。
1つ目は、アルコールを分解するのに負担がかかるから。
アルコールが肝臓で分解されて毒性の強いアセトアルデヒドという物質になるとき、十分に分解されず体に残ると全身に悪影響を及ぼします。20歳以下は、このアセトアルデヒドを分解するために必要な酵素の働きが弱いので、長く体内にアセトアルデヒドを貯めてしまうのです。アセトアルデヒドには、嘔吐や頭痛、血圧を上げる作用があり、大変危険なものなのです。
2つ目は脳細胞の破壊です。
脳細胞は一度壊れると二度と再生しないため、20歳を過ぎると途端に減少していきます。それに加え、脳細胞の破壊を加速させるといわれているアルコールを摂取すれば、今後の人生に大きな影響を与えかねない結果となるわけです。
3つ目は、アルコール依存症になりやすいからです。
依存症になると、3日ほど飲まないだけで発汗や不眠、動悸、いらつき、手の震えが起こり、なかには吐き気や下痢を起こす人もいます。さらにひどくなると、痙攣や幻覚が起こり、お酒をやめたくてもやめられず、制御ができなくなってしまう状態になってしまうのです。

若い人の一気飲みは急性アルコール中毒になりやすいのでご注意を!
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お酒を飲むと眠くなるのはなぜ?

飲酒したあと思わずウトウト……。気づけば最寄駅を過ぎていた!なんてことありませんか?
これには理由があって、お酒を飲むと消化器から吸収されたアルコールが脳に達して脳に催眠作用が働くからです。
これはお酒を飲んでハイになることにも関係しており、アルコールによって大脳が麻痺して神経が抑制されるために起こるのです。
さらに、アルコールは肝臓で分解されるため、肝臓の機能が弱っているとアルコールの作用によって脳が麻痺し、眠気を誘うこともあるようです。

お酒を飲んだあとに乗り過ごし「ここはどこ!」なんてことにならないように
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お酒を飲むと相手の男性が素敵に見える「ビール・ゴーグル効果」

まったくタイプじゃない異性と飲んでいて「あれ?この人こんなにかっこよかったっけ?」「おかしいな……こいつが可愛く見えるぞ」と思ったら、それはきっとお酒のおかげ(笑)かもしれません。
お酒を飲んだあと異性が魅力的に見える現象を「ビール・ゴーグル効果」と呼び、お酒を飲む人は、飲まない人に比べて相手の顔の左右対称性を判断する能力が低く、イケメンや美女に見えるのだそうです。
「ビール・ゴーグル効果」は女性の場合に多く見られ、その理由は、通常より判断が鈍るためとも言われています。
つまり、「意中の相手を酔わせてゲットする」というのは、あながち間違っていなかったのです。
いずれにせよ、20歳を過ぎてお酒での後悔はしたくありませんよね。
大人であれば節度を持って、人に迷惑をかけないように飲酒しましょう!

気になる人に試してみたら効果があるかも……?
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