――一般社会で働くなかで、芸能界での経験が生かされた部分はありましたか
パイレーツでハードスケジュールだったときも体を壊すことはなかったので、そこは自信につながっているかもしれません。今では考えられないですけど、10代、20代は寝る時間を削って友達と遊んでいました。渋谷で男の人に「パイレーツだ」って気づかれ、追いかけられたときもありましたが、走って逃げてました(笑)。
――ボキャブラ天国で共演していた芸人さんとの交流はありましたか
皆さん優しかったですよ。当時はコンビ名が「海砂利水魚」だったくりぃむしちゅーさんやネプチューンさん、X-GUN(バツグン)さんによく話しかけてもらって。名倉潤さん、古坂大魔王さんはご飯に連れて行ってくれて、仕事の相談にも乗っていただきました。あのころは怖いものなしで、先輩の芸人さんにもタメ口でした。有田(哲平)さんを「有田!」とか呼び捨てにして。面白がってくれましたけど、礼儀知らずであり得ないですね(笑)。でも、生意気な部分も受け止めてくれて、ありがたかったです。あと、先輩方は頭の回転が速い。面白いコメントをすぐに返せる。有田さんは特にすごいと感じました。
結婚はまだ諦めていません
――不規則なスケジュールだったと思いますが、現在は生活がガラッと変わったんじゃないですか
そうなんですよ。芸能で働いている時期は朝から夜まで突発的に仕事が入ることも珍しくなかったけど、今は働く時間がきっちり決まっていて。平日の午前9時45分から午後7時35分までの勤務で土日は休み。友達とお酒を飲んだり、K-popのライブに行ったりしてストレスを発散していますが、平日にできない掃除や洗濯などの家事を一日中していることもあります。20~30代を考えると信じられないぐらい地味な生活です(笑)。
――今後の目標などについて教えてください
結婚したいですね。それが一番です。パイレーツで活動していた10代から結婚願望はありました。23歳で結婚したいなと思っていたけどかなわず。じゃあ25でしたい、次は28、30、35とどんどん年齢を重ねて(笑)。私に原因があるのかもしれないけど、まだ諦めていません。結婚できないにしてもパートナーが欲しい。その存在さえもいないので悩んでいます。