錦鯉といえば、やはりこのポーズ!/<長谷川雅紀Twitter>https://twitter.com/norinorimasa2/<渡辺隆Twitter>https://twitter.com/takashi_watanab(撮影/写真映像部・上田泰世)
錦鯉といえば、やはりこのポーズ!/<長谷川雅紀Twitter>https://twitter.com/norinorimasa2/<渡辺隆Twitter>https://twitter.com/takashi_watanab(撮影/写真映像部・上田泰世)

――ネタは、どのようにつくっているんでしょうか。

渡辺:ネタは、基本2人でつくります。「こんなのどうかな」とお互い案を出し合って、面白いのが出てきたら採用というパターンが多いです。

長谷川:僕は、ネタづくりの時点では、いったい何が面白くて、何が面白くないのかっていうのが、実はあんまりよく分かっていません(笑)。隆から「こんなふうにやってみてよ」とリクエストされることもありますが、その瞬間もいまいち手応えがない。僕は、お客さんの前で実際にやってみないと感覚がつかめないタイプで。だから、どんなネタをチョイスするのかは隆を信じるしかないというか、もう完全に任せているって感じです。

渡辺:え? そうなんだ、分かってなかったんだ(笑)。てっきり分かってくれているものだと思っていたのに。でも、たしかに全然予想してないところでウケたりすることもけっこう多いですから。逆に、そういうネタのほうが、ずっと残っていたりすることもあるし。まぁでも、僕らの漫才は、雅紀さんの面白い「顔」さえあれば、なんとかなるので問題ないです(笑)。単独ライブまでもうあまり時間はないですが、難しいフリなんて一切ない、お子さんから大人の方まで誰もが笑えるネタで、大爆笑をかっさらいたいと思っているので、期待していてほしいです。

●渡辺「雅紀さんは生きているだけで面白い」

――長谷川さんは今年で52歳になりますが、今後の活動などで体力面に不安はないですか。

長谷川:実は、けっこう不安なんです。今年で52歳だし、ここからは未知の領域ですから。当然体力はどんどんなくなっていくだろうし、喉も弱くなってくる。ここ最近、声がかれるスピードも速くなっている気もするんです。だから、このままじゃいけないと思って、1カ月半くらい前に、体力づくりとダイエットもかねて、トレーニングジムに入会しました。まだ1度しか行けていませんが、そのときは、自転車をこぐトレーニングを15分くらいやって、ジムのお風呂にも1時間半くらい入って、ゆったり過ごしました。お風呂気持ちよかったです。

渡辺:それって、もう自転車で少し遠くの銭湯に行ったのと同じじゃない?(笑)。わざわざジムに行く必要ある?

長谷川:(笑)。でも入会したってことが一歩前進だから。ジムには、時間をなんとか見つけて通うつもり。

渡辺:個人的には、雅紀さんは、無理に体力づくりなどはしなくていいと思うんです。年はとっていくものだし仕方ない。逆に、いろんなことができなくなっていくほうが絶対面白いですから。もちろん、それを凌駕してくれたらもっと面白くなるんでしょうけど。

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