お笑いコンビ「チョコレートプラネット」(写真:つのだよしお/アフロ)
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 7月20日~21日にかけてオンエアされる「FNS27時間テレビ」(フジテレビ系)。総合MCはお笑い芸人の霜降り明星、チョコレートプラネット、ハナコの3組で、彼らのレギュラー番組である「新しいカギ」をベースとし、サブタイトルは「日本一たのしい学園祭!」となっている。

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 昨年の「27時間テレビ」は「千鳥の鬼レンチャン」が主体となる構成で、今をときめく千鳥やかまいたち、ダイアンの3組が総合MCを務めたが、なぜ今年は「新しいカギ」が登用されたのか。お笑い番組を多く手がける放送作家はこう明かす。

「『新しいカギ』は21年4月からゴールデン帯で始まり、当初は“ポストめちゃイケ”として期待されました。その後、フジテレビの看板枠である土曜8時に移行し、人気芸人3組がさまざまなコントを量産するといったフジテレビらしい番組作りを続けました。しかし、時代とは合わなかったのか視聴率は爆死レベルでした。転機となったのは、23年からコーナー企画として始まった“学校かくれんぼ”。3組が校内のあらゆる場所で巧妙に隠れ、それを生徒たちが必死に探すという企画が見事にハマり、いまや“土曜の夜に親子で見るバラエティー”として認知されるようになったのです」

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藤原三星

藤原三星

ドラマ評論家・芸能ウェブライター。エンタメ業界に潜伏し、独自の人脈で半歩踏み込んだ芸能記事を書き続ける。『NEWSポストセブン』『Business Journal』などでも執筆中。

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昨年は平均世帯視聴率は6.5%