伊勢神宮の内宮を参拝した悠仁さま(2022年10月)

寝る間も惜しんで受験勉強

 悠仁さまは昨年11月に『トンボの研究』の筆頭執筆者として論文を発表されている。住まいのある赤坂御用地で国立科学博物館の研究チームと一緒に観察を続けており、論文のテーマは、『赤坂御用地のトンボ相 ―多様な環境と人の手による維持管理―』。国立科学博物館が発行する研究報告誌『国立科学博物館研究報告A類(動物学)』にも掲載されている。

「8月25日から京都で開かれる『第27回国際昆虫学会議』では、悠仁さまが共同研究者となっている『皇居の動物相モニタリング調査』についてポスターセッションという形での発表が予定されています。これも高校在学中の学習成果となりますから、学校推薦を受けるには相応の実績になります」(同前)

 東大の学校推薦型選抜は11月初旬に出願がスタート、12月に入ってから第1次選考結果が発表され、通過した受験生が同月中に行われる面接試験に進み、翌1月に大学入学共通テストを受験する。筑波大の場合は学校推薦が10月に出願がスタート、自己推薦型の『AC入試』は8月下旬に出願が始まる。

「学校推薦ですから、やはり面接や論文などの学習成果、さらに共通テストの点数が重要になります。共通テストは8割以上得点するのがボーダーラインといわれています。受験勉強とトンボの研究の二刀流で今は、寝る間も惜しんでおられるようです」(皇室ジャーナリスト)

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8月の国際昆虫会議の成果がカギ