吉瀬美智子(左)とは「ママ友」としても交流があるという

超豪華な「ママ友」人脈

 そして50代を目前にした板谷は、また大きな一歩を踏み出した。これまでにない泥臭い役に挑戦することが増え、東京・渋谷のホームレス女性殺害事件を題材にした映画「夜明けまでバス停で」では被害に遭ったホームレス女性を熱演。そして、初主演ドラマ「ブラックファミリア」では、娘を殺害されて復讐に燃える母親役に挑戦。家政婦に成りすまして疑惑の家庭に入り込む被害者の母という難役を演じ切った。

「『ブラックファミリア』では、家政婦を演じつつも、復讐相手を陥れるための別人格も演じることが求められました。それについて、板谷さんは『“なりすまし”の上の“なりすまし”という二重構造』に挑戦したとインタビューで語っていました。この作品で、彼女は俳優として別のステージに進んだように思います」(同)

 同ドラマは全10話の1週間見逃し配信再生数が、平均100万回を突破という深夜ドラマとしては異例のヒットを記録した。バイプレーヤーとして器用に役をこなすだけでなく、ねっとりとした情念が絡む主演もこなせる俳優であることを証明した。

 また、板谷は芸能人の“ママ友”からも一目置かれる存在のようだ。

「芸能界にはいくつものママ友派閥がありますが、板谷が参加していたのは『渋谷会』というサークルで、篠原涼子を中心に、長谷川京子、吉瀬美智子、井川遥などそうそうたるメンバーがそろっています。2023年1月に吉瀬が新年会の様子をインスタにアップして“豪華すぎるメンバー”として話題になったこともありました。バツイチの篠原と長谷川が、アネゴ肌の板谷に公私にわたってさまざまなことを相談しているそうです」(週刊誌の芸能担当編集者)

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