売却のパターンは楽天証券が充実しており「定率」「定額」「期間指定」のいずれにも対応。SBI証券は現状「定額」での売却のみだが、フル対応すべくシステム改修中という。

 主要ネット証券で自動売却サービスに対応しているのは、現状、この2社のみだ。

 そもそも自動売却サービスは、金融機関から見れば「自社に入る利益を自動で減らしていくサービス」になるわけで、積極的にシステム開発しづらい面もある。楽天証券とSBI証券以外でもはじまることを期待したいが。

取材・文/安住拓哉、中島晶子(AERA編集部)

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編集/綾小路麗香、伊藤忍

※『AERA Money 2024春夏号』から抜粋

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中島晶子

中島晶子

ニュース週刊誌「AERA」編集者。「AERA」とアエラ増刊「AERA Money」の編集担当。投資信託、株、外貨、住宅ローン、保険、税金などの経済関連記事を20年以上編集。NISA、iDeCoは制度開始当初から取材。月刊マネー誌編集部を経て現職

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安住拓哉

安住拓哉

出版社勤務を経て2021年に独立。経済関連記事全般が得意。取材・執筆歴20年以上。雑誌の取材記事の他、単行本のライティングも数多く手掛ける。

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