「現地の方と連絡は取れていますか?」
連絡は取れているものの、通信状況が悪く、返事が来ないことや、1~2週間連絡が取れないこともあるという。
「このように日本で(ガザの)現状を伝えるだけでも、現地の人々は喜ぶでしょう」と川瀬さん。
川瀬さんが話す間、雅子さまは寄り添うように、何度も深くうなずいた。
「現地の方々に、よろしくお伝えください」
最後にこう言葉をかけた時、雅子さんは感極まっているようだったという。
4月から同社に就職した両陛下の長女、愛子さまも職員として大会業務を支えた。おふたりにとって思いの深い1日になったに違いない。 (AERA dot.編集部・永井貴子)