森口博子

過去に3回プロポーズされた

 一方で、タレントとしてはトークの引き出しの多さが、長く活躍し続ける武器となっている。

 例えば、「Anison Days+」(文化放送、19年8月10日放送)では、19年当時、芸能界が結婚ラッシュだったことについて、「『白馬の王子様が落馬した』と以前から語っているが、気付けば白髪の王子様になってる」と、自虐を交えた独身ネタで笑いを誘っていた。

 ほかにも、過去の恋愛トークも引き出しが多い。「誰だって波瀾爆笑」(日本テレビ系、19年10月13日放送)で、これまで3回プロポーズされたことを告白。1回目は25歳のときで、結婚を前提に付き合うも森口が仕事を優先したことにより破局。2回目が28歳のとき、ホームパーティーに招待された男性から求婚されたが、1回目の彼との交際が続いていたため断念。そして、3回目が31歳のときで、当時交際していた男性からプロポーズされたが、相手は海外を飛び回る仕事をしていたため、断ったという。

「芸能界が長いだけにエピソードトークの引き出しも多いのですが、内容もウィットに富んでいます。例えば、デパートで店員から声をかけられたときの話も印象的。昨年放送されたラジオで話していたのですが、『あっ、森口博子そっくりですね』と興奮気味に声をかけられ、森口がうなずこうとしたところ『あっ、ごめんなさい、古いか』と言われたと大笑いしながら告白し、『本人だよ! そりゃ、50年以上生きたら古くなるよ!』と自分でツッコんでいました。このエピソードを姉に話したところ、テレビより実物のほうが若く見られたからだと言われ、『じゃあ、悪くないか』と納得したそうです。トークの随所にユーモアがあり、しっかりと笑いがとれるのも長年重宝されている理由かもしれません」(同)

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いそうでいないタイプのタレント