21歳ごろの桐谷美玲(2011年)

実は名門高校出身の高学歴

 こうした行動が影響しているのか、SNS上では「全く話さず地蔵だけど、いる意味なくない?」「バイト感覚なの?」といった厳しい意見もある。最初のキャスターを降板してからすでに6年がたち、視聴者の見る目も変化しているのかもしれない。テレビ関係者はこう話す。

「今回の起用に関して、視聴者から“芸能人の腰掛け仕事”のように見られている部分は確かにあるでしょう。同時にキャスターに就任した元プロ野球選手の斎藤佑樹とセットで“客寄せパンダ”と揶揄する声もあります。3月まで『news every.』のメインMCであり、日テレのエースだった藤井貴彦アナを中心とした安定感のある体制と比べると、今回の改変人事には疑問を感じる視聴者もいるようです」

 一方で、桐谷に期待する声もある。

「ビジュアルばかりが注目されがちな桐谷ですが、実は千葉県屈指の公立・千葉東高校出身で、フェリス女学院大学に進学した知性派です。しかも、多忙なタレント業やキャスターの合間を縫って学業も継続し、7年かけて大学を卒業した努力家でもある。そんな彼女にとって、産後からの復帰にかける思いは並々ならないものがあるはず。キャスター就任に際しては、子どものお迎えに間に合うように番組を途中退席する“時短勤務”ができる配慮を受け、万全の態勢を整えて仕事に向き合っているとインタビューで語っていました。そうした新しい働き方などを視聴者に見せることで、ママ層の共感を得られれば、キャスターとしてまた受け入れられると思います」(同)

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